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魚でうつ病リスクが半減!? ズボラさんでも魚を楽に食べるコツ

 魚料理をカンタンに。 焼魚 先日、国立がん研究センターなどのチームが「魚介類を1日111g食べると、うつ病のリスクが低下する」という調査結果(※)を出し、大きな話題となっています。また論文では、魚介類の脂に含まれる「DPA(ドコサペンタエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」の“適量摂取”がうつ発症を低下させるとの結果も出ていて、継続的に魚を食べることがいかに重要かを実感させられる内容となっています。  では実際に魚をどのくらい食べればいいのかというと、111gという基準量は、「1日アジ1尾程度」。これは、サンマであれば1尾弱、イワシであれば1.5尾に相当するそうです。うーん、これを毎日続けるのはなかなか難しそう……。  細かい話になってくると、そもそもDPAって? DHAとは違うの? といった疑問もわいてきますが、今回は難しいお話は抜きにして、魚を毎日カンタンにおいしく食べるアイディアを3つご紹介したいと思います。 ※今回注目されているDPAは通常の魚からは摂取しにくく、サプリなどが登場しています。魚を食べることで期待ができるのは、EPAやDHA(ドコサヘキサエン酸)です。

【アイディア1】魚缶⇒野菜と合わせて「作りおき」にする

魚缶 いつでもどこでも魚を食べられる方法は、「缶詰」。スーパーやコンビニに行くと、サバ、イワシ、サンマなど、EPAが豊富な青魚の缶詰が種類豊富にそろっています。これをそのまま食べるのも良いですが、野菜と合わせて「作りおき」を常備すれば、毎日継続的に魚を食べる習慣が身につきます。例えば、「サバと豆もやしの味噌和え」。 サバと豆もやしの味噌和え 大きめの皿に豆もやし1袋とさば味噌缶詰1缶を乗せ、ごま油を少々垂らしてラップをかけて電子レンジ加熱。600Wで3分チンした後によくかき混ぜれば完成です。他に、ピーマン、ほうれん草、オクラ、ニンジンなどと合わせてもおいしく食べられます。
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一番カンタンに魚を食べる方法は…
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