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憧れのハワイに住んだけど…物価が高くて生活がヒーヒーな現実3つ

 ハワイに旅行に訪れて、現地の気候やのんびりした空気に感化されて、ハワイにハマってしまう方が少なくありません。「いつかハワイに住みたい」とか「老後はのんびりハワイで暮らしたい」などと思う方も多いよう。

ハワイ・ランカウイピーチ

写真はイメージです

 しかし、憧れの島ハワイに暮らすのは決してラクなことじゃないということを、現地在住者の立場からご紹介しましょう。

家賃が高すぎ!ワイキキは東京23区並み



 ハワイで生活する上で、住民の経済面を直撃するのが高すぎる家賃です。

 オアフ島ホノルルの中でも家賃が高いワイキキでは、現在、日本のワンルームに相当する「スタジオ」で、月$1,000~1,300前後(10万~13万円程度)。

 1ベッドルーム(リビングと寝室が一つあるタイプ)だと$1,500以上(15万円程度)、2ベッドルームなら$2,000以上(20万円程度)は当たり前。駐車場付きとなると、さらに値段も上がります。

ハワイ・ワイキキビーチ 家賃が月15万円、20万円というと、東京の中でも、山手線の内側、高級エリア並みの家賃相場ですよね。「東京で月15万円も出したら、もっといいマンションに住めるだろうなぁ…」と私もいつも思ってしまいます。しかも毎年、家賃は値上がりしている傾向にあります。

住宅購入するならさらに悲惨



 賃貸用の家賃が高いということは、購入する住宅費用もおそろしく高くなります。

 ホノルルでは土地が限られており、新築物件はかなり珍しいほうで、市場には中古物件があふれかえっていますが、築30年以上のものがザラ。そんな古い物件であっても、これまた毎年値上がりしており、オアフ島のコンドミニアム(日本のマンションに相当)の中間値が$40万(約4,000万円)とか。

ハワイの街角 戸建になるとさらに高くなり、中間値で$75万(約7,500万円)で、最近は戸建てが高すぎて買えない住民がコンドミニアムに流れているのだそうです。

 近年、カカアコ地区というエリアが再開発がめざましく、高級コンドミニアムが次々と建設されているのですが、どれも庶民には手を出せないお値段のところばかり。「ちっ、世界中のセレブたちが買っていくのよね…」と思っているのは、私だけではないはずです。

物価が高い…特に日本食は国内の2倍



 ハワイは家賃だけでなく、物価が高いエリアです。太平洋にポツリと浮かぶ島なわけで、食料やら電化製品やら、多くのものがアメリカ本土などから送られてくるため、輸送費が上乗せされるので、どうしても物価は高くなるのです。

 その中でも、日本人にとって痛手となるのが、日本食の高さでしょう。在住日本人が多いため、日本食スーパーも充実していて、日本のものを簡単に手に入れることはできます。

 でも、高い! ざっくり言うと、日本の値段の2倍でしょうか。

 アメリカ人にならって、ジャンキーな食事やお肉ばかりの食生活を送るのであれば、それほど食費はかからないかもしれませんが、日本人はやっぱり日本食がないとツライもの。覚悟して、食費にもお金を割いている方が多いと思います。

海外での日本食 家賃も物価も高いうえ、給料水準は決して高くないのが、ハワイの現実です。そのため、いくつもの仕事をかけもちしている人や、物価高を苦にして日本に戻る方もいると話を聞きます。

 日本人が夢見るような「ハワイでのんびり優雅な生活」を実現するためには、かなりの資産がないと難しいのでしょうね。

シリーズあの人気の街に住んでみたら… vol.10―

<TEXT/佐藤まきこ>
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佐藤まきこ
女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone




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