恋が面倒くさい、好きな人ができない…恋愛ベタの深~い原因と解決法

 婚活、恋活がますます盛んな昨今ですが、一方で「恋愛がうまくできない」という“おひとりさま”も増えているようです。

 先月刊行された『恋愛低体温症』は、そんな女性の複雑な心情をやさしく解きほぐしています。

恋愛低体温症 著者の高橋リエさんは、心理カウンセラーとして、母娘問題を中心にカウンセリングやセミナーを行ってきました。

 高橋さんによると、幼少期からの親子関係が、恋愛に影響を及ぼしているというのです。

好きな男性ができない、男性を避けてしまう…



 好きな人ができない、または、男性からアプローチされても引いてしまう、といった悩みを抱える女性は多いのではないでしょうか。

 本心では、人を好きになりたい! と切望しているのに叶わないのは「私が本気で愛されることはないという妙に強い思い込みがあり、特定の相手と絆を結ぶことを意識的、無意識的に拒否しているから」と本書はズバリ。

男性を遠ざける 恋愛関係を結ぶと、信頼感や安らぎといった心地よさが生まれます。ところが恋愛低体温症の人は、心地よさよりも不安や恐怖が増大してくるのです。

 なぜなら「自分に自信がないから」「子供の頃、もっとも親しい関係であるはずの『親』といて安心できなかったから」と本書は分析しています。

 私自身も恋愛下手ですが、振り返ってみると幼少期から成人するまで、両親にホメられた記憶がありません。

 そのせいか自分が誰かを好きになっても自己否定し、誰かに好かれても疑心暗鬼、そして自滅というループにはまっていました。

 著者の高橋さん自身も、いわゆる“毒母”育ちで、自分の子育てでつまづいてしまったそう。

恋愛低体温症

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不倫をくりかえす人にも親子関係が影響?



 また本書によると、「不倫」を何度もくりかえしてしまう女性には、2通りのパターンがあるそうです。「母親にダメ出しされることを怖れて、無意識に親に紹介せずにすむような相手を選んでいる」場合と「父親に愛されなかった経験から、自分は最優先に愛される存在ではない、という思い込みがある」場合です。

 後者は、幼少期と同じ悲しみを恋愛で再体験しているといいます。恋愛低体温症は当人のせいではなく、過去のさみしさや涙によってつくられたものなのです。

 傷つきたくないけれど、恋愛も結婚もしたい! というのは人間の性(さが)。

 結婚は先だとしても、せめて甘い恋愛をしたい、という問いに本書は「人を好きになって、とことんつらい経験をしてみよう」、腹を括れと指摘します。

 過去に十分つらい経験をしたんだから、もういいじゃん、とそれこそ甘えたくなりますが「人を好きになるというのは、実はつらいこと」とキッパリ。まずは覚悟したところで、恋愛低体温症から抜け出す処方せんが始まるのです。

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