セクハラ編集長が駅のホームで突然キスを…。会社の処分は大甘だった
体調を壊して激ヤセした彼女は…
そのうち和泉さんは、ストレスで体調を崩して激やせ。お盆で帰省すると、親が心配していろいろと尋ねてくるので、とうとう打ち明けたそうです。
「父が『いざとなったら、知り合いの弁護士に相談して、裁判でもなんでもやって闘ってやる』と言ってくれました。守ってくれる人がいるのだと安心し、会社に打ち明ける勇気が出ましたね」
そこでお盆明けに副社長に直談判をした和泉さん。編集長と同じ年の明朗で社員の人望が厚く、副社長は編集長と正反対のキャラ。和泉さんをすぐに別の部署に異動させてくれました。ただ、セクハラ編集長には特におとがめはなく、他の編集者たちも不思議に感じていたようです。
以後、編集長の下には、若い女性が配属されなくなり、「ネクラな編集長の下に若い子は合わないよね」と陰でこっそりいう社員もいたそうです。
セクハラ被害から学んだこと
夏目かをる
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」
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