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ひどい失恋から立ち直るには?「フラれたのはあなたのせいじゃない」

 失恋したときって、もうこの世の終わりみたいに悲しいですよね。  体の中心を失って立っていられなくなるような絶望感と、体の一部をもがれたみたいな痛みとか寂しさ。思いがけず恋を失ってしまったときは、どうすればいいのでしょうか。 失恋 美人ヒーラーの「mailove」に、その立ち直り方を聞いてみました。mailoveは、長く大手出版社の第一線で働いていた2人が結成したユニットで、もちろん恋愛経験も豊富です。今はヒーラーとしてあらゆる人のお悩みを聞く立場。  そんなmailoveの2人、VenusとNeffyに失恋後の考え方を教えてもらい、3回シリーズでお届けします。……いや~、もう読むだけで立ち上がって走り出したくなりますよ!

まずは失恋で「傷ついた、さびしい」ことを認める

――失恋すると、もうどん底ですよね。どうしたら立ち直れますか? Venus:まず強がらない方がいいですね。失恋して傷ついたなら、傷ついたっていうことを認めることがすごく大事です。自覚をしたら修復ができるから。 Neffy:傷が治ってないのに消毒もせずに絆創膏を貼って放置していたら、いつか化膿しますよね。「そんな傷はありません」って言っても「いや、でもそれ膿んでいるし」って、周りからはわかりますし。 Venus:治ったらその傷はなかったことにできるけど、「私は別に傷ついてないもん」って言って傷をそのままにして次に向かうと、大けがに! 次の恋が始まって、なんなら結婚してからでも出てきちゃいますよ。 Neffy:次の恋が上手く行かないのは、前の恋の傷をちゃんと治していないから。やっぱり潜在意識の中に傷が刷り込まれてしまうんです。そのまま癒やされないでいると、それが後から浮上してくる。 Venus:「いま、自分は悲しいんだ」「さみしいんだ」って認めるのは大事ですね。そうやって自分に優しくしてあげる。「つらかったね」「傷ついたよね」って言ってあげるといいと思います。
Mailove2

mailoveの2人

――そうやって自分を癒しても、失いたくない人を失ったとしたら、なかなか傷は癒えないですよ……。 Neffy:「こんなに私を好きになってくれる人は、この人しかいない」って思って「彼しかいない」なのか、「こんなに好きな人は彼しかいない」なのかで、それはだいぶ違ってきますね。

フラれても「私のせいだ」と思っちゃダメ

――フラれると、どうしても「彼しかいない」とか、それゆえ「何が悪かったんだろう」って不安になります。「もうこんな年だから、次の物件はきっと彼よりは落ちるだろう」とか「もう次はないかもしれない」っていうネガティブな気持ちになってしまいませんか? Venus:うーん、それは、自分に自信がない、ひいては「自分の尊厳を傷つけている」っていうことだと思うんですよ。自分を「安売り」してしまっている感じ。 Neffy:勝負しないでリングから下りちゃってますものね。そうしたら、もう試合はありません。 花――そう思わないためにはどうすればいいですか? 自分磨き? Neffy:自分を本当に価値ある存在として認めてあげること、かな。 Venus:自分が怠けていたとかは、決して思わないことです。実際、どんなに至らなかったとしても「今の自分でいいんだ」と思うこと。例え、相手にどんなにきつい言葉を投げられて否定されてもね。 Neffy:「大丈夫だよ」「いいんだよ」「どんな自分も受け入れるよ」って、まず自分が自分に対して思うことです。 Venus:それは自分のポテンシャルを信じるということです。 Neffy:「絶対に大丈夫。自分は素晴らしい人に愛される存在なんだ」っていうふうに。
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「私は愛される」。根拠はなくていい!
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