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「チカンが出るのは満員電車だけ」は間違い!空いた電車でも厚着でも被害に…

<みきーるの女子マインド学> 痴漢「冬は厚着するから、チカンに遭わない」と思っていませんか?  チカンに遭うのは、「薄着になる夏で、ターゲットはおとなしくて若い女の子」とも思っていませんか?  さらに、「チカンが出るのは満員電車で、犯人はストレスを抱えたビジネスマン」と決めつけていませんか?  もちろん、そういうケースも多いでしょうが、チカンのタイプは千差万別だし、出没に季節も問いません。また、若くもおとなしくも薄着でもないのに、被害に遭うことだってままあります。  今回は、気をゆるめないでいたい“さまざまなチカンのタイプ”を見ていきましょう。

1タイプだけじゃない、チカンのバリエーション

電車●サラリーマン型  チカンというと、いちばんイメージされやすいのがこのタイプ。通勤電車でチカンを繰り返すなどし、風貌はまじめなサラリーマン風が多い模様。  常習的に被害に遭っていた知人を襲っていたのは、意外にもさわやかなイケメンでした。「まさか、このオレがチカンなんかしてるとは思うまい!」と、身勝手な“セルフギャップ”に酔っていたのかもしれません。 ●発情型  満員電車などで女性と密着し、理性が消し飛んでしまうタイプ。このタイプには、性にめざめた男子中学生や高校生が多いように思います。  学生時代のことですが、電車で前に立っていた少年の手がいつの間にか後ろに伸びてきて、身体に触られたことがあります。つかまえて顔を見ると、よく見かける他校の男子で……ものすごく気分が悪くなりました。 ●アトラクション型 女性を囲む男性犯人たち 音楽フェスやハロウィン、イベント会場など、チカン目的で人混みに繰り出し、女性を狙うタイプ。  何人かでつるんでいることもあり、自ら「押すな! 押すな!」と声をあげたり、「あー! ごめんなさい!」と謝りながら身体に触れたり。陽気で前向きで(!)、チカン行為をサークル活動やアトラクションと考えているような悪質な人もいます。 ●うさばらし型  女性を不快な目に遭わせることで、鬱憤を晴らそうとするタイプ。  数年前の真冬、昼間の空いた電車で本を読んでいたら、作業着姿の男が隣に立ちました。ふと目を向けると、その男がいきなり前を開けて……。他の乗客の助けもあり大事には至りませんでしたが、あやうく服を汚されるところでした。ちなみに、男は電車が駅に着いたすきに逃げました。

チカン被害を共有するのは大切

STOP チカン被害の話をすると、ときに「自慢してるの?」「モテるって言いたいわけ?」などと言われることがあります。それも同性から。それがいやで、口をつぐむ人もいます。  けれど、どんな状況でどんな被害に遭う可能性があるかを知り、共有していくことはとても大切です。何を着てどこにいても身体に触れられていいわけはありませんが、自分なりの予防策を考えておくといいと思います。  そして、もし友人知人が被害に遭ってしまったら、親身になって話を聞いてあげてくださいね……! <TEXT/みきーる> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【みきーる】みきーる著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!
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