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“ダメ美容師”はここでわかる。業界人が明かす3つのポイント

 美容院は数あれど、自分に合った美容師に巡り会うのはなかなか難しいもの。クーポンや予約サイトで「良さそうかも」と行った美容院で「アレ?」と思う体験をした読者も多いのではないでしょうか。 美容師 そこで全国各地の美容院と取り引きのある企業の社員・Aさんに、ダメな美容師にありがちな特徴と、よい美容師を見分けるコツを教えてもらいました。  Aさんは、「持論ですけど、ダメな美容師にはいくつかのパターンがあるんですよ」と切り出します。「それはカットが下手とか、技術的な話ではなく、お客様とのコミュニケーションにおいてダメという意味なんですけど……」  一体どういうことなのでしょうか?

1)「いつもと同じで」に「わかりました」と答える“作業美容師”

「お客様から“いつもと同じでお願いします”と言われて“はい、わかりました”と返す美容師を、私は『作業美容師』と呼んでいます。これはつまり、“言われた通りにやればラクでいいや”と思って施術をするタイプ。  いくらお客様が“同じで”と言っても、季節も違えば服の流行もあるじゃないですか。それをまったく同じにしてしまうのは、たとえ技術があってもNG。極端な話、その人じゃなくてもいいということです」  逆に、よい美容師さんは“同じで”と言ったときにもう1歩踏み込んだ質問や提案をしてくれるのだそう。 「オーダー通りにできるのは“前提”であって、そこにプラスワンができるか否かが、よい美容師との境目になってくると思います」

2)リピート客をほったらかす“油断美容師”

 ところでAさん、初めて行ったときはとっても丁寧だったのに通い続けるうちになんだか対応が雑になってくる美容師さんっていませんか? ヘアサロン「あー、いますね。それは『油断美容師』です。お客様がリピートしてくれていることに甘えて、作業をアシスタント任せにして、お客様の席での滞在時間が極端に短くなってしまうタイプです。  美容師自身は“このお客様とはもうコミュニケーションが取れている”と思っていますが、お客様からすると“なんかあっちのお客に比べてぞんざいに扱われている?”と不満に思っちゃいますよね。  逆に、デキる美容師は滞在時間をうまく調整しながらも要所をおさえたコミュニケーションが取れるんです」
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3つめのダメポイントは?
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