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男性が「もっと話したい!」と思う女性の話し方

テンションを合わせながら相づちをうつ

 塚越先生は、相づち上手な女性になるためには相づちをうつ時に意識したほうがいいポイントがあると続けます。 「相手の話を記憶しつつ、テンションを合わせながら話を聞きましょう。相づち下手な人は『何か決め台詞を言わなければ』と思い込む傾向がありますが、いい言葉を返したかったらまずは相手の話を最後まで聞くことです。  相手の話をきちんと聞いていなければ、適切なタイミングで適切な相づちをうつことはできません。内容を頭に入れつつ自分でも理解しながら聞いていくうちに相手はひとしきり話し終えるので、そこで初めて『えっ、それってさぁ~』という質問ができ、会話が成立するのです」 テンションを合わせながら相づちをうつ 同時に、テンションを合わせながら相づちをうっていくと、相手が一番話したいことも分かってくるそう。相手と同じ感情で話題を共有しているため、「この人がこう思っているポイントはここなんだな」と、相手の感情が乗っている部分が分かり、適切な相づちがうてるようになるのです。 「内容を聞かない、相手の感情を汲み取らない人は『まあまあ、そんなこともあるよ』といった、通り一遍のことしか言えないものなのです」  では、相づちが上達するレッスン方法とは。 「やみくもに相づちを打つのではなく、まずは自分の中で5種類の相づちを持つと決めましょう。そして同じ相づちを連発せず、ランダムに使うよう、日頃から意識するのです。『ふ~ん』と言いそうなところを『面白い』などに変えてみるなど、少し気をつけるだけで使えるようになってきます。  相づちは、意識しないレベルでできるようにならないと効果を発揮しません。普段からリアクションが薄いと自覚している人は3カ月間は練習を。頭で意識していなくてもランダムに使うことができ、かつ相手の反応がよくなった手応えを感じられたら、相づちが上達した証拠です」  次回は例文を見ながら相づちの精度を上げていきましょう。 <TEXT/内埜さくら> 【塚越友子(つかこし・ともこ) プロフィール】 銀座の看板ホステス経験から、人間関係悩みについて科学的なエビデンスに基づいたカウンセリング技法にファンも多い。「ナカイの窓」(日本テレビ)、「Rの法則」(NHK Eテレ)準レギュラー。『銀座No.1ホステス心をつかむ話し方』『銀座No.1ホステス上品な好かれ方』(いずれも、だいわ文庫)など著書多数。 【内埜さくら】 恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3000人以上。コメンテーターとしてテレビやラジオ、雑誌に多数出演。
内埜さくら
恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『バラいろダンディ』『5時に夢中!』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。
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