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恐怖!スマホが肌ダメージのもとに。特にダメなスマホ習慣とは?

 私たちの日常生活になくてはならないものって何でしょうか? 筆者は断然“スマホ”です。通話やメールとしての基本的な機能はもちろん、調べものや料理、音楽を聴くとき…。筆者ほどではないにしても、スマホが手放せない生活を送っている方は意外と多いのではないかと思います。 スマホ でも、スマホ依存度の高い生活を送っている人にとっては、衝撃的な事実が判明しました。

「スマホ中毒」の女性ほどお肌の悩みが多い

 ファンケルが20代から60代の女性500名を対象に行った調査によると、スマートフォン(以後スマホと表記)と肌の悩みには深い関係があるというのです。  この調査で、まずスマホの使い方を聞いたところ、スマホに依存した生活を送っている「スマホ中毒」を自覚する人は、25歳から34歳のアラサー世代で73%。どの世代よりも多いことが分かりました。 Q.自分がスマホ中毒であると感じますか?「食事をしながらスマホをチェックする」、「外出後にスマホを自宅に忘れたことに気が付いたら絶対に取りに帰る」と答えたアラサー世代が多かったようですが、もしこれに該当する方は要注意です。なぜならスマホ中毒の女性ほど、お肌の悩みを抱えていることが分かったからです。  この調査で、スマホ中毒の回答者と、スマホ中毒ではない回答者に、肌の悩みに関して質問しました。  その結果、「スマホ中毒」を自覚している人ほど、肌の乾燥やくすみなどの悩みが多かったのです。 Q.あなたの肌の悩みとして当てはまるものをお選びください

“寝る直前までスマホ”は危険!

 さらに、アラサー女性で「寝る直前までスマホを使用している」人が94%もいることがわかりました。  就寝までの使用時間は、平均で約34分、長い時は約80分も使用している時もあるという結果に。でも、これって実は危険なのです。なぜなら、就寝前にスマホを使用するということは、すっぴん状態で、ブルーライトの強い光を浴びていることになるからです。 Q.就寝前に、スマートフォンを使用することはありますか?「ブルーライト」とは、スマホやパソコンから発せられる光。人の目で見ることのできる光(可視光線)の中でも、もっとも波長が短く強いエネルギーを持っており、紫外線よりも肌の奥に届いて、さまざまな影響を及ぼすことが分かっています。  ファンケルが実施した肌細胞へのブルーライト照射試験では、照射後、活性酸素の量が増加し、それに伴い細胞の生まれ変わりを促す遺伝子の発現が低下するという結果になったそう。さらに、基底膜に存在する17型コラーゲンを分解させる酵素の増加も認められました。
ブルーライト照射試験

図1:ファンケル「ヒト表皮角化細胞へのブルーライト照射試験」(2017-2018年)

 この結果を見てもわかるように、スマホを頻繁に使用する生活が、肌のターンオーバー(新陳代謝)を低下させ、乾燥やくすみを招く要因になる可能性があるのです。
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この20年で20代女性の「肌力」が下がっている
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