
手作りアクセサリーの貴和製作所「コットンパール スイートカラー 丸玉 キスカ/アクア」 ※公式HPより http://www.kiwaseisakujo.jp/shop/g/g61281004/
コットンパールとは綿を圧縮して作った玉にパール塗装をしたイミテーションのパールです。コットンパールは戦後、日本で生産されていましたが、プラスチックパールの出現とともに、忘れ去られた存在となっていました。しかし、2009年、再びコットンパールの生産が開始され、今では日本の多くのアクセサリーブランドが取り扱っていますし、手作り用のパーツとして売られています。

貴和製作所「ヒキモノリングとコットンパールのイヤーアクセサリー」材料費は約900円! ※公式HPより http://www.kiwaseisakujo.jp/shop/g/gre1108a/
コットンパールの特徴は何といっても軽いこと、そして安価なことです。実際、グッチのようにパール(それがプラスチックやガラスであったとしても)を重ねづけすると、たいそう重くて首が凝ります。また、このパールの重ねづけを本物の真珠でやろうとしたら、大変お金がかかります。けれども、コットンパールでしたら、それが可能です。

パールのアクセサリーの重ねづけを楽しもう ※画像:WEAR
コットンパールを使ったアクセサリーはたくさん売られていますし、デザイン性が高いものを作っている新進のジュエリー作家の方もいます。手が器用な方でしたら、もちろん手作りもいいでしょう。
貴和製作所などではコットンパールも金具パーツもたくさん売られていますから、コットンパール1つと金具をセメダインで接着すれば、コットンパールのピアスが簡単に作れます。1000円もかかりません。

コットンパールは日常使いしよう 画像:WEAR
もう既に何か持っているのならそれにもう一つ二つと付け足して、持っていない人はコットンパールで、パールのアクセサリーの重ねづけ、そして日常使いを楽しみましょう。
<TEXT/小林直子>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『
誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『
わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に