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森泉が僧侶とデキ婚!“婚前交渉”って…仏教のルールでOKなの?

 タレントの森泉(35)が先月、一般男性との「授かり婚」を発表。そのお相手は、“バツイチのセレブ僧侶”であると『週刊文春』(4月12日号)が報じました。しかも、唐沢寿明や市川海老蔵に似た爽やかイケメンだとか。

 うらやましすぎ! お似合いすぎ! と思いつつ、ふと疑問に思いませんか? お坊さんで、バツイチ、デキ婚……それって仏教のルール的にアリなの? これは、詳しい人に聞いてみるしかありません!

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お坊さんの「恋愛・結婚・性」に、特別な決まりはある?



 仏教について数多くの取材をしている、ライターのAさんに話を聞きました。

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――お坊さんは女性と交わってはいけない、というイメージがありました。でもよく考えたら皆さん普通に結婚していますよね。仏教で、お坊さんの恋愛や結婚・離婚についてのルールはありますか?

Aさん:「結論から言うと、日本ではお坊さんが結婚・離婚しても、婚前交渉してもOKです

 でもそれは日本だけ。諸外国では、お坊さんは250項目のルール(具足戒)を守ることになっていて、その中に『性交渉してはいけない』という項目があるのです。初期の仏教では性欲との闘いが最大の難関だったようで、お坊さんのルールブック(律)には、『夢精はOK?』『死姦はOK?』といったエグい例が延々と書かれていて笑えます。

 ではなぜ日本のお坊さんだけ結婚=性交渉がOKか? いくつか経緯がありますが、乱暴に説明すると

①明治政府が「妻帯でも肉食でも髪を伸ばすのでも、勝手にやりな」というお触れを出した。
②それ以前も、親鸞(鎌倉時代)が結婚しており、浄土真宗は結婚OKだった。
③そもそも、日本は平安時代に、ユルい戒律(大乗戒)だけでOKということになった。


 ③の大乗戒でも性交渉はダメだったのですが、日本人は“煩悩も含めて、ありのままが悟り”みたいな教えが好きなせいか、ユルい感じで今に至っています」

日本の僧侶

“煩悩も含めて、ありのままが悟り”――写真はイメージです(以下同じ)

――結婚や性交渉はまったく問題ないのですね。とはいえバツイチであることや、婚前交渉、デキ婚、というのは眉をひそめられそうな気がします。

Aさん:「戒律では『性交渉』がポイントなので、結婚がOKなら婚前交渉・デキ婚も同じです。たしかに『僧侶のくせにデキ婚?』とは感じますけど、それはあくまで“世間”の感覚なので、そのお坊さんのキャラや時代によって感じ方が違うでしょうね」

お坊さんが外車のディーラー!?商売はOKなの?



――先の『週刊文春』にはお相手の男性が「フェラーリの愛好家で、外車のディーラーも営んでいる」とありました。お坊さんが副業やお金儲けをしても良いのでしょうか?

Aさん:「お釈迦さまの時代から、『僧侶は労働してはいけない』という決まりがあって、信者にもらった食べ物で生きるというのが建前でした。

 でも、中国で始まった禅宗では農業で自給自足を目指したように、日本や中国のような大乗仏教ではむしろ“労働も修行”みたいな感覚があります。だったら農業でも不動産業でも外車ディーラーでも理屈上はOKです。個人的には、フェラーリ乗ってるようなお坊さんを尊敬はできないですけどね。

 現代の日本では、僧侶だけでは食べていけなくて、兼業でサラリーマンやってる人も多いですよ。

 ただし、今の日本で宗教法人の宗教行為は法人税がかからなくて、お金儲け=収益事業は法人税がかかります。税金さえ払えば僧侶が金儲けしてもいいわけですが、たとえば『ペット供養は宗教行為か金儲けか?』といった線引き問題では、税務署と裁判になったりしてます」

猫と僧=======================

 日本のお坊さんは意外にも、恋愛・結婚に関してかなり自由だということがわかりました。もちろん世間の目はあるものの「どう行動するかは個人次第」という点では、一般の人と変わりませんね。これで私たちも安心して、イケメン僧侶と恋に落ちることができます!

<TEXT/女子SPA!編集部>
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