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SNSの偽装ラブラブ写真、実は女ひとり旅…痛すぎる女心とは

 数あるレジャーの中でも、旅行は一大イベントですよね。

旅する女性

写真はイメージです(以下同じ)

 なのに全く楽しめず…むしろ消耗するだけになってしまった女性がいます。今回は、そんなエピソードをご紹介しましょう。

誕生日旅行を予定していたのに彼氏にフラれる



 榎本夏実さん(仮名・23歳・雑貨店勤務)は、夏休みに彼(25歳・会社員)と旅行しようと、休みも取ってワクワクしていたのに…突然、振られてしまいます。

 しかもその旅行の日は榎本さんの誕生日で、予定していた目的地は2人が初デートで訪れた思い出の地である江ノ島だったそう。

「急に彼から呼び出されて『好きな人が出来てしまったので別れて欲しい』と言われてしまったんです。

 どういう事? と問いつめたら…相手は彼の上司で私より12歳も年上だっていうんですよ! 信じられます? だってババァじゃないですか。まだ自分より若くて綺麗な人にいってくれた方が納得いきますが…

 ババァに負けるなんて情けなくて頭にきて『はいはい、分かりました。お幸せに』って強がってその場ですぐに別れてしまったんです」

  憎しみのあまり恋敵をババァ呼ばわりする榎本さんですが、相手は35歳の女ざかりなのです。

彼と行くはずだった江ノ島に一人旅



  強がった反面、榎本さんは弱気にも、彼氏にフラれた事を周りの人達に言えずにいました。

「だって“かわいそう~! じゃあ夏休みひとりぼっちなんだぁ?(ニヤニヤ)”と思われるの嫌じゃないですか。そんなの耐えられないので…仕方なくひとりで江ノ島に行く事にしたんです。

 とりあえず私、誕生日だったんで、プレゼントに指輪をもらったふうの写真や…彼が撮ってくれたふうの写真をインスタにアップして幸せな休暇を過ごしているフリをしましたね」

演技 もちろん、その指輪は榎本さんが自分で買ったもので…彼が撮ってくれたふうの写真は自撮り棒やセルフタイマーを駆使しました。

「いや~結構大変でしたが、何度も撮り直し出来るので自分史上最高の可愛い写真が撮れました(笑)」

 するとインスタのタイムラインに、自分をフッた彼の写真が! なんと彼も江ノ島に来ていたそう。

元彼は新しい彼女とカップル旅行



「はぁ? あの女と来てるのかよ、と一瞬イラっとしましたが…て事は、私と彼の共通の知り合いはますます私達が別れた事に気づかないって事ですよね? グッジョブと思い直しました(笑)」

 彼がアップしていたのは、2つ並んだ甘酒ジェラートの写真で…。

ジェラート「私はそんなの絶対に注文しないから…もっと可愛いやつにしてよ! と、思いつつ…彼だって以前は甘酒なんて全く好きじゃなかったのに

“甘酒は『飲む点滴』と言われていて体に良いし、最近初めて飲んでハマってしまったホッとする味”と、コメント欄に書いてあるのを読んで…

 お前がババァに激ハマりなんじゃねーか! 感化されすぎだろ? って今さらながら悲しい気持ちになってしまいました」

 つい、ヤケになって生シラス丼を2個食いしてしまう榎本さん。もちろんビールもガブ飲みです。

生シラス丼 そのまま千鳥足で駅前のホテルに宿泊し、彼と鉢合わせしないように朝早く自宅に戻りました。

「真夏の江ノ島はカップルだらけで、もの凄く虚しくて…私の休暇ってなんだったんだろう?と思いましたが、これで周りの女友達に“あわれみマウンティング”されないで済むと思うとホッとしましたね」

 ですが、この旅行の後で…。

夏休み“ぼっち”旅行だったとバレてる?



ひとりぼっち「彼の交際が周りに徐々にバレていき…結局、私がフラれた事もバレてしまいました。

 周りからは『元気出してね』とか『すぐに新しい彼氏が出来るよ』とか言われましたが…きっと陰でニヤニヤ噂されているんだろうなと思います。ですが多分、旅行が自作自演だった事はバレていないと思うのですが…」

 実はひとりぼっちで夏休みを過ごした事が、周囲に見抜かれているんじゃないかとビクビクしているそうです。

シリーズ 旅行のヒサンな話 vol.5―

<TEXT&ILLUSTRATION/鈴木詩子>
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鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。




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