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元ヤンキーの過去を必死に隠す彼に、彼女が仕掛けた爆笑ドッキリ

短すぎる彼の中学時代の制服に、ツッコミを入れたい衝動に駆られるも必死に我慢!

「見せてくれた中学時代のアルバムにはボンタンでしたっけ? 写真の彼は、異様に太ももの部分が膨らんだ裾絞りパンツのようなズボンに、明らかに丈の短すぎる短ランっていう学生服を着ていて、私の地元じゃ見たこともない格好で、正直ありえないほどダサかった。  そこで思わず『学ランの丈、短くない?』って指摘したら、また動揺しちゃって。『い、田舎の学校はこんなもんだよ』と言う彼に『そんなワケあるか!』とツッコミを入れたくなる衝動を必死に抑えていました(笑)」
なめ猫

津田 覚 , 脇田 敏「なめんなよ 又吉のかっとびアルバム」立東舎

 実家への挨拶後、彼女は1人で帰る予定でしたが、彼が夜に地元の友達と会うと聞いて、「私も友達に会いたい!」と伝えたところ、この日一番となるレベルの動揺を見せたとか。そして、「ちょっとトイレ……」と部屋を出て、しばらく戻ってこなかったそうです。 「たぶん、友達に口裏合わせをお願いしていたのだと思います。居酒屋でお会いしたみなさんの風貌は、ほとんどが悪羅悪羅(オラオラ)系。それでも『サッカー部の先輩後輩』と言い張る彼に同情さえ覚えるようになっていました」  そこに途中参加した事情を知らない後輩が彼に対して、「親衛隊長じゃないッスか。族時代のメンバーが集まって、なんか集会を思い出すなぁ」と爆弾発言。これで観念したのか、彼は元暴走族であることを彼女にようやく告白。  しかし、美穂さんはもともと知っていたことを告げずに「帰るね」と言って店を出て、追いかけてきた彼に「うそつき!」と一言。呆然と立ち尽くす彼を置いて、本当に帰ってしまいます。

仲間思いの友人たちを持つ彼に惚れ直した

惚れ直す「笑ってネタばらしするつもりだったんですが、居酒屋で私を放置して友達と勝手に盛り上がっているのにムカついて少し意地悪しちゃいました。  もちろん、そんなことで別れる気はなかったけど、『アイツは本当にいいヤツなんだ』、『ダマすようなマネして本当にスミマセンでした』などのメールが彼の仲間から数多く届きました。  彼には言ってないけど、いい友達に恵まれているなって。この人となら一緒に歩いていけるかなって改めて思いました。それにこの一件で結婚後、夫婦や家族の主導権を握れたので、それは良かったですね(笑)」  パートナーの隠し事に気づいている女性は多いかもしれませんが、それを言うべきかは悩むところ。美穂さんのように夫婦の主導権を握れるとは限りませんので、くれぐれもご注意を。 ●彼氏視点から見た同じエピソードはこちら⇒ 日刊SPA!「田舎のヤンキーだった過去は隠せるか? 彼女と里帰りして大クラッシュ!」https://nikkan-spa.jp/1474751 <文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>
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