「キャンティ」の絶品ドレッシングを自宅で再現。簡単にできる永久保存版レシピ
ドレッシング問題、解決します。
市販ドレッシングに満足できず、ドレッシング迷子になっている人はいませんか? (1)スーパーで目新しいテイスト、名店監修などにそそられて衝動買い→(2)味イマイチで最後まで使い切れず余らせてしまう、という残念スパイラルに陥っている人は少なくないはず。あー、この悪循環を断ち切れたら、どんなに幸せなことでしょう! その答は、“自作”にあり。実は、“自家製ドレッシング”の簡単コツを知ってしまえば、この悩みは一気に解決してしまうのです。
そこで今回は、ドレッシングの美味しさで有名なイタリア料理店をお手本に、なるべく簡単に、特別な器材を使わずに作れる「最高においしいドレッシング」のレシピをご紹介したいと思います。
まずはゴールを定めるべく、ドレッシングがおいしいことで有名な「イタリア式食堂キャンティ」で、感動ドレッシングを味わってみることに。
こちらのお店は、イタリアの家庭料理を手軽に楽しめる全国規模(現在51店舗)のイタリア料理店。メニューの中には個性的なものもあり、中でも“特製ドレッシング”は、他店には真似できない独特味で、中毒者(熱狂的ファン)が増えているようです。気になるサラダを注文して出てきたのが、コチラ。
食べてみると、確かにガツンとウマイ! このドレッシング、店主が創業前から研究を重ねて完成させた“魔法の雫”なんだそうで、16種類の素材を絶妙に調合して作られているようです。
このドレッシングをどうにか再現しようと、ネット上では様々なレシピが公開されていますので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。ただし、ここで必要なのは、「非常にたくさんの食材(たまねぎ、ニンジン、マスタード、りんご、アンチョビ・・・)」と「フードプロセッサー」。これを作るには、相当の気力が必要です。うー、もっと簡単に作りたいっ!!!
ということで、このキャンティドレッシングのツボを押さえた“キャンティ風ミニマムドレッシング”を考えてみました。
レシピ検討の結果、キャンティドレッシングのおいしさを作り出す“スター選手”は、アンチョビ、にんにく、卵黄の3人が有力候補となりました。今回はフードプロセッサーを使わないので、アンチョビは“ペーストタイプ”になった便利品を使いましょう。ニンニクもおろしタイプで十分です。さあそれでは他の調味料も合わせた調合レシピをご案内します。生の卵黄を使うため、一度で食べきれる分量=卵黄1個分(サラダ2~3人分)を基本に作りましょう。

まずは、ドレッシングで有名な「キャンティ」の味を実食。


キー食材は、「アンチョビペースト」、「卵黄」、「にんにく」

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