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松山ケンイチと染谷将太『聖☆おにいさん』の動画がハマりすぎ!でも懸念がひとつ…

 人気漫画『聖☆おにいさん』(著:中村光、『月刊モーニング・ツー』で連載中)をご存知でしょうか。ブッダとイエス・キリストがバカンスを取ろうと下界に降りてきて、東京・立川の安アパートで暮らすゆる~い日々を描いた漫画で、2009年に手塚治虫文化賞短編賞を受賞しました。

聖おにいさん

(C)中村光・講談社/パンチとロン毛 製作委員会

 この秋、イエス役に松山ケンイチ、ブッダ役に染谷将太で実写ドラマになるということで、6月20日にビジュアルとVR動画が公開されました。これが、爆笑ものだと評判です。

 まず2人のビジュアルが漫画とそっくり。特に、実写版イエス役はジョニー・デップしかいない、と言われていたのが、「松山ケンイチがここまでイエスになるとは…」とネット上で驚きの声が挙がっています。

松山ケンイチは漫画の実写化に強い


 動画は、部屋でゴキブリを見つけた2人がパニックになるアドリブ芝居。ブッダが「殺生NGだから!殺生NGだから!」と叫び、なんとか殺さずに逃がそうとします。予想以上に面白い! 実写化が難しそうな『聖☆おにいさん』ですが、これは期待が持てるかも…。



 以前、「“松山ケンイチだけ”が実写キャラで成功するワケ」という記事でも触れたように、『デスノート』『デトロイト・メタル・シティ』『銭ゲバ』『カムイ外伝』『ど根性ガエル』など漫画の実写版に多数出演してきた松山ケンイチ。どれも「実写化が難しい」と言われていたのが、みごと成功をおさめているのです。

 このドラマの制作総指揮はなんと俳優の山田孝之、監督はドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一氏。新しい動画配信サービス「ピッコマTV」で今秋配信予定です。

アニメ版のように、宗教ギャグが薄められないことを祈る!


 ただ、懸念する点がひとつ。実は、2013年に公開された劇場版アニメ『聖☆おにいさん』(声優はイエス=森山未來、ブッダ=星野源)が、原作ファンの間で不評だったのです。理由は、「宗教ギャグ」が薄められてしまったから。

 筆者も原作ファンなのですが、日本では珍しい宗教ギャグが、この漫画の最大の魅力なのです。

聖☆おにいさん

漫画『聖☆おにいさん』第7巻

 たとえばイエスが「全知全能じゃないほうの父さん(=大工のヨセフ)」と言ったり、処女懐胎した聖母マリアは恋愛経験がないことにコンプレックスを持つ「リア充恐怖症」であったり。

 ブッダに布教を勧めた梵天(梵天勧請と言います)が、スーツ姿のプロデューサーとしてアナンダとヨハネのユニットデビューを仕掛けたり。マーラ(悟りを邪魔した魔神)がメンヘラ女子のように大量スパムメールを送ってきたり。

 劇場版アニメでは「不謹慎」との批判を恐れたのか、また、説明なしでは通じないせいか、宗教ネタを少なくしたのでしょう。「だったら、この作品に手を出さなきゃいいのに…」と残念がる声が多数ありました。

 でも、今回の実写ドラマでは、もっと自由にやってくれるかもしれません。なにせ動画配信サービスだし、山田孝之×福田雄一コンビだし。振り切ったドラマ『聖☆おにいさん』を期待したいです。

<文/女子SPA!編集部>
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女子SPA!編集部
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