
子どもたちの描いた絵も飾られています
放課後等デイサービス利用までの流れを簡単に説明すると、まずは施設を見学。施設との契約が済めば面談を行い、「サービス等利用計画案」を作成。それを自治体(区・市役所など)に提出し、利用が認められたら役所から発行される「障害児通所受給者証」を受け取ります。これで手続きは完了で、サービスを利用できるようになります。
また、受給者証を取得することで国と自治体から利用料の9割が給付されるので、利用料金の自己負担は1割。それも世帯年収等で上限が定められているので、家庭に大きな負担がかかることはありません。
子育て中の人もこれから出産予定の人も、こうしたサービスがあることを覚えておくと、いざ困って助けが必要になったときに心強いのではないでしょうか。
<文/持丸千乃 撮影/難波雄史>