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楽しい思い出話にケチをつけてくる人の謎。なぜ対抗したがる?

<みきーるの女子マインド学>

 お盆休みも終わり、職場や学校で夏の思い出話が聞こえてくるころです。楽しい思い出話は、コミュニケーションのきっかけ作りにも最適。でも、なぜか人の話に水を差す“思い出つぶし”が現れるのもこの時期です。

楽しく話す女性たち

動物園の楽しいエピソードに「パンダがかわいそう」


 思い出つぶしとは、人の話に割り込んで「私はあなたよりもっといい思いをした」「あなたは損をした」「あなたってかわいそう」などとゆるくケチをつける人のことです。たとえば、こんな感じ。

「旅先で憧れのレストランに行きました。友だちにその話をしていたら、いきなりA子が入ってきて、『あー、あそこね! 悪くないんだけど、少し離れたところにある店の方が全然おいしいよ! あそこで食べたら、もう他の店なんて行けない!』とか言い出して……それからずっと話を持っていかれてしまいました」(マキさん・28歳)

「この夏は、彼とパンダを見に行きました。激混みだったけど、かわいい姿を見られて幸せ! でも、その話をB子にしたら、『私も近くまで行ったけど、あんまり人が多くてパンダがかわいそうになってやめたんだ。パンダにストレス与えに行くようなもんだし、そんなひどいことしたくないしね』と言われてイヤな気分に……」(ミチルさん・30歳)

「グループでミュージカルを見に行ったとき、役者さんが私たちの方に手を振ってくれたんです。それが嬉しくて、『こっちの方にもいっぱい手振ってくれて嬉しい!』ってつぶやいたら、C子が『ごめん、アレ私に向けてなんだよね……』って言ってきて。3階席だったし、ざっくりこの辺に振ってくれただけだと思うのに、興ざめしました」(サキさん・24歳)

 A子、B子、C子のように、自分の心の中だけで思っていればいいことを、わざわざ人に聞かせる人がいるのはなぜでしょう?

“マイ認め印”がないから他人の経験や評価が気になる


 それは、彼女たちが“マイ認め印”を持っていないからです。

 マイ認め印とは、「私は楽しかったとか悲しかったとか、自分の気持ちを自分できちんと把握して認めてあげられる意思」のこと。これをしっかり持っている人は、人が何を言おうと気になりません。
 たとえば、世間でマズイと言われているものでも、自分がおいしいと思えば「私は好きだな」と言えるのがマイ認め印を持った人。

 ところが、これを持たない人は他人の経験や評価が気になって、それを打ち消さないと安心できないのです。
 A子さんの場合、彼女が行った店もマキさんが行った店も、「それぞれおいしかった」で済むはずなのに、「他の店の方がおいしかったかもしれない=自分は負けた」みたいな思考になってしまうのですね。
 同様に、B子さんは自分があきらめた楽しみを享受したミチルさんを、C子さんは他の人より抜きん出たい気持ちからサキさんを、それぞれつついたのです。

 これらはマイ認め印を持たない人の悪いクセ。躍起になってマウントを取ろうとしてしまうのです。こういう人に会ったら、ああ、マイ認め印をお持ちでないんだな……と思って、180度違う話題でも投げてあげるのがいいですね。

 誰が何を言ってきても、マイ認め印を持っているあなたの思い出は汚されたりしないから大丈夫。夏の思い出、大切にしてくださいね!

<文/みきーる>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【みきーる】みきーる著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』

みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。 ●Twitterアカウント:@mikiru ●公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!




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