夫がパーソナルトレーナーと不倫。どうやってやめさせるのが正解?|離婚110番
1992年の開設以来35,000件を超える相談に乗り、現在も年間1800件超の相談実績を持つ「離婚110番」のカウンセラー・澁川良幸氏。離婚の相談はもちろん、「離婚したくない」という方には離婚回避のアドバイスも行っています。
パーソナルトレーナーとは、元々、サッカーや野球など、スポーツマン選手をマンツーマンで、カウンセリングしながら体つくりからトレーニングのプランニング、さらにダイエットのアドバイスなどを行う職業でした。一般に浸透したのは、ごく最近のこと。かつてスポーツ専門誌などに取り上げられた職業ですが、今では女性誌のダイエット特集などで掲載されるようになりました。
「パーソナルトレーナーの増加に比例して、パーソナルトレーナーとの不倫から離婚に発展することも増えています」と澁川氏は次のような実例を挙げます。
「子供がいるアラサー女性が、40代前半の夫が最近頻繁にパーソナルトレーナーのところに通っているのが気になりだします。最初は週1、多くて週2だったのが、次第に週3、週4と増え、とうとう土日も通うようになった。相談した女友達も『おかしいんじゃない』と心配したので、とうとう探偵を雇って、調査を依頼したのです」
1週間後、探偵から渡された報告書には、パーソナルトレーナーと週末に食事をしているが、ホテルに行った形跡はなく、また平日はパーソナルトレーナーのマンションを出てからその足で飲み会に参加する等、男女の関係はないということでした。
「報告書に納得いかなかった妻が再び女友達に相談すると『毎日のように通うなんて、おかしい。別の探偵に頼んでみたら』と勧めるので、他の探偵に再調査を頼んみました」
次の探偵は、コンクリマイクを設置したり、パーソナルトレーナーの部屋が見える場所から張り込みをして望遠カメラで証拠写真を撮ったりしたそうです。
離婚にまで及ぶ夫婦のトラブルは十人十色ですが、最近目立っているのがパーソナルトレーナーとの不倫を巡るトラブル。その実態とはどんなものなのでしょう。
マンツーマンでのトレーニングから不倫に発展
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