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映画『カメラを止めるな!』“無名俳優”たちは何者?大ヒットCMの「なおみ」も

 今、映画界でもっとも注目を集めている話題作『カメラを止めるな!』。
『カメラを止めるな』公式サイト

『カメラを止めるな』公式サイトより http://kametome.net/index.html

 監督&俳優養成スクール「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクトから誕生した今作は、製作予算300万円・スタート上映はたった2館というインディーズ作品。そんな状況からまさかの大化けを果たし、現在は社会現象的なブームを巻き起こしています。  ここまでの大ヒットは誰も予測をしていなかった大穴とも言える存在の今作。もちろん出演している役者はすべて無名……なのかと思いきや、「えっ?! あの人が〇〇役だったの?!」と思わずビックリしてしまう意外なキャストがいるのです。

「ポンッ!」のヘアメイク役・しゅはまはるみは「なおみ」だった

 ゾンビ映画の中でヘアメイク役を演じていたしゅはまはるみ。『「ポンッ!」の女性』と言えば、わかりやすいでしょうか。  小劇団の舞台を中心に活躍している彼女ですが、なんと誰もが知っている有名CMに出演していたことがあるのです。それは、1997年のエステサロン・TBCの大ヒットCM。「ナオミよ~」でお馴染みの、スーパーモデルのナオミ・キャンベルに変身してしまう「なおみ」です。  言われなければさすがにわからないかもしれませんが、記憶に残る名CMの出演者だったとは驚きですね。

主演・監督役の濱津隆之 芸人からDJ活動を経て俳優に

 主役の監督を演じた濱津隆之は、実は役者になる前は紆余曲折の芸能活動をしていました。  2005年に東京NSCに入学し、「はまつとコバ」というコント中心のお笑いコンビとして活動をスタート。しかし、翌年には解散して芸人活動も辞めてしまいます。  その後は音楽畑に転向し、DJ.HAMA1(ハマワン)という名前でDJ活動を開始。しかしこれも続かず、2011年から役者の道へ。  エキストラ会社に所属したり、小劇団の舞台に立ったりしながら、2017年にENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾のオーディションに参加。そこで上田慎一郎監督に見初められ、今作の主演抜擢と相成りました。

関西弁のプロデューサー役の竹原芳子は50代で女優デビュー

 強烈な関西弁の番組プロデューサー・笹原芳子役の竹原芳子は、金融機関営業、裁判所勤務を経て、カルチャースクールで落語を習ったことをきっかけに表現の楽しさに目覚めたそうです。  2016年、間寛平が座長を務める劇団間座、旗上げ公演「恋の虫」で蛾の役を演じたのが女優デビューとのこと。彼女は1960年生まれですので、50歳を過ぎてのことですね。  ちなみに初の映像作品出演になった『カメラを止めるな!』のオーディションでも蛾を披露したそうです。  本人はTwitterで「50代の皆様へ」として、「50代生きにくい時代を生きましたよね。こうあるべき、常識、相手にどう思われるか?上田慎一郎監督は、生きにくそうな人を選んでくださいました」と語っています。

イケメンプロデューサー役の大沢真一郎

 イケメンの現場プロデューサー古沢真一郎を演じていた大沢真一郎は、日本でよりも海外で抜群の知名度を誇る俳優で、なんとニューヨーク・タイムスの「世界で活躍する若手映画俳優100選」に明記されていたことがあるのだといいます。現在は映画を中心に、WEB配信作品などでも活躍中です。
 上映は全都道府県制覇、上映館も225館以上となり、まだまだ旋風が拡大中の『カメラを止めるな!』。来年からは出演キャストたちの今作以外での活躍も見られることを大いに期待したいところです。 <文/もちづき千代子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。




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