では実際、アーデムで買わないまでも、こんな日本風な柄の入ったものはどうやって手に入れたらいいでしょうか。
小さなバッグや髪飾りなどの小物などは、和風の雑貨を扱うショップでよく売られています。また和服メーカーも各種小物やアクセサリーを販売していて、それらは通販で買えます。
呉服屋のネットショップ 「京都きもの町」の絞り玉かんざし ※公式HPより https://www.kimonomachi.co.jp/fs/kimonomachi/kamikazari_casual/036083
洋服自体はあまり売られてはいませんが、和柄の生地や今でもたくさん売られていますし、古いキモノをリサイクルして、自分で簡単なバッグなどを作るのもいいでしょう。
和柄の生地を買って自分で小物を作っても ※画像は生地・手芸用品の通販サイト「オカダヤ」より http://www.okadaya-shop.jp/1/products/detail.php?product_id=7392
私たちは近くに存在するものについて、なかなか客観的に判断することができません。その良さも、そして悪さも両方ともに正確に把握することができにくくなります。日本の絵柄や刺繍も、その一つかもしれません。
和柄や刺繍などを少しだけでも取り入れて、今もなお人々を魅了する美しさを時々思い出して ※画像:WEAR
日本に住む私たちが毎日、和服姿で生活するという日常はこれからもきっと訪れないでしょう。
であるならばなおのこそ、その絵柄や刺繍などを少しだけでも取り入れてみて、古いけれども今もなお人々を魅了する美しさを時々思い出すのも悪くはないと思うのですが、いかがでしょうか。
<文/小林直子>
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【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『
誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『
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