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目覚めた場所は、見知らぬ“隙間”。パリピ用のお酒がコワすぎる…

寒さで目が覚めると、そこは雑居ビルとビルの間でした。どうやらビルの隙間に立ったまま寝ていたらしいんです。12月なのに服装は結婚式の薄手のワンピースのみ。コートはおろかバッグも携帯もありませんでした。  腕時計を見ると朝7時。3時間ほど寝ていたらしいんですが、どうやってここまで来たのかまったく覚えていない(笑)。荷物をクラブのロッカーに入れたのを思い出して戻ってみたけれど案の定、営業時間外でしたね……。荷物は夜取りに来るとして、財布も携帯もロッカーの中だしどうやって帰ろうと、しばらくその場に立ち尽くしていたんです」 隙間女 そこに救世主が現れました。 「車のクラクションが鳴って、男の人が声を掛けてきたんです。私が『荷物も全部なくしちゃって……家まで送ってください!』と頼むと、『軽く声掛けただけなのに……』とドン引きされました(笑)。  無事に家まで送ってもらえましたが、問題はその後。友人に昨夜の様子を聞いたところ、酔っ払った私は『外の風を浴びてくる』とそのままクラブを出て行ったそうです。残された友人からは『てっきりお持ち帰りされたのかと思った!』と言われるし、新婦からも『いい加減にして!』と怒られるし散々でしたね(泣)。  女友達からは『今後、サトミを三次会に呼ぶのはやめよう』とまで言われるし……、もう2度とコカレロは飲みません!」  筆者の周りでも「コカレロはヤバイ酒」と言われており、あまり飲む人はいないほどです……。何はともあれ、サトミさんが凍死しなくて良かったです。冬の泥酔はくれぐれも気を付けてくださいね! ―シリーズ 酒の失敗エピソード vol.3― <文/カワノアユミ イラスト/鈴木詩子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【カワノアユミ】 東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。編著書に『旅の賢人たちが作った最強ナビ』(辰巳出版)など。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano
カワノアユミ
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano
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