彼に「精子調査キット」での検査を頼んだら…妊活の温度差に苦戦<目指せデキたら婚!>
【おおしまりえの 目指せ!デキたら婚】
恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。
結婚にはあまり興味はないけれど子どもは欲しい! そんな希望から、パートナーの仏くんと、独身のうちから妊活と結婚について考え始めるお話です。
<前回までのお話>
彼のご両親に挨拶をすませ、今後の結婚や妊活をどうするか、再び考え始めた2人。しかしこのタイミングで体調を崩し、やむなく妊活をストップすることに。妊活はできなくても何かしらは進めたい。そんな気持ちから、この間に家事や子育てのこと、そしてお金のことを学んでいきます。
妊活熱が、最近低い!
毎回お読みいただいている方にはうっすら伝わっているかもしれませんが、体調を崩して以降、妊活ができないだけでなく、他のことに目をむけていたら、本当に子どもが欲しいのかどうかがわからなくなる自分がいます。
おそらく、妊活という行為自体が一歩も前に進んでいない状況の中、妊娠や出産にまつわる知識(お金や育児や家事のこと)が増えたため頭でっかちになり、「やっぱり子どもって大変だよな」という思考になりつつあるのかもしれません。
そんな事を書くと「30歳も過ぎているのに、何を悠長なことを…」と言われてしまうのもわかっています。わかっているけど、この行動と希望のミスマッチによる焦燥感を、最近どうすることもできないでいます。
もし周りや彼が「それでも子どもをそろそろ作れば?」と言ってくれれば、私も「そうだよなー」と常識的な判断をする(というか流される)のですが、ありがたいことに彼は自然の流れに身を任せればよしというタイプだし、親も結婚に関してはちょこちょこ釘を指すものの、子どもに関しては一言も欲しいと言わないタイプ。
周りの優しさと自由が、今はちょっぴり辛いというか、宙ぶらりんな状態です。
そんな時、ふと部屋を掃除していると、あるものが目に入ります。
「精子調査キット」
精子の状態を郵送で調査できるキットを、ずーっと前に買っており、彼に怖くて検査を頼めず、そのままだったのです。
「まあ妊活はダメでも、体の確認くらいは進めてもいいか」
そう思い、彼に頼もうと立ち上がりますが、「妊娠は天からの授かりもの」と思っている人に、何て頼んだらよいものか…。
妊活熱が冷め気味に…
彼に「精子調査キット」を頼んでみた
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