Fashion

秋冬のトレンド、70年代スタイル。“ただの古着”っぽくならないコツは?

今のシルエットのものにして、色だけを70年代にする

70年代カラー

ベージュ、キャメルといった70年代カラーでそろえてみよう ※画像:WEAR

 ですから私たちが再現するときも同じようにすればいいでしょう。つまり、今あるものを70年代カラーでそろえればいいわけです。  今といっても、1年もしくは2年ぐらい前に新しく買ったブラウスやパンツ、カーディガンなどをブラウン、ベージュ、キャメル、ボルドーといった70年代カラーで構成していく。  もちろんハイネックやパンタロンがあるならそんなアイテムを選ぶのもまたよし。だけれども、70年代の古着をそのまま使わないで、今のシルエットのものにして、色だけを70年代にする。それだけで、2018年の70年代リバイバルスタイルを作ることができます。
70年代カラー

色は70年代にして、シルエットは現代風に ※画像:WEAR

 これを読んでいる多くの皆さんが70年代に大人ではなかったでしょうから、この色合いは新鮮に映るでしょうし、70年代をティーンエイジャーか、それ以上の大人として過ごした世代にとっては懐かしく見えるでしょう。

70年代カラーを使って、レトロシックな今の気分を楽しんで

 
70年代カラー

新鮮かつ懐かしくもある70年代風ルック ※画像:WEAR

 自分自身が好きな色、誰かに似合うと言われた色、子供が好む色、その街並みに合っている色、自然の中で映える色、今の時代の気分にぴったりな色と、色にはさまざまなものがあります。  私たちはそのときの気分や好みに応じて、着る色を選ぶことができます。  もちろん制服のように色が制限されている場合もありますし、例えば職場にはふさわしくない色というものもあるでしょう。それらを考慮して、自分で自分が着る色を選択していくといいでしょう。
70年代カラー

70年代カラーを使って、レトロシックな今の気分を楽しんで ※画像:WEAR

 色合い一つで今の時代を表現できる。それもファッションの魅力です。意図的に70年代カラーを使って、レトロシックな今の気分を楽しみましょう。 <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 小林直子【小林直子】 ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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