ゴマキ系金髪ヤンキー少女が、後輩を泣かしたセクハラ教師を成敗。その方法は?
メディアでたびたび報じられている教師によるセクハラやわいせつ事件。
昔はあまり聞きませんでしたが単に表に出ていなかっただけで、実際にはおおぜいの女子学生たちが被害に遭ってきたはずです。
「中学生のとき、友達の妹のAちゃんが担任の体育教師(当時40代)から日常的にボディタッチやハグされるなどのセクハラを受けていたんです。大人しい性格だったから抵抗もできず、それが原因で不登校になってしまったんです。
『学校に行きたくない……』と泣くAちゃんを見て、体育教師を懲らしめてやろうと思ったんです」
当時のことをそう振り返るのは、シングルマザーとして2人のお子さんを育てる米村亜沙美さん(仮名/美容院経営)。中学時代はデビュー直後の元モーニング娘。の後藤真希に似た金髪のヤンキー少女だったといいます。
「体育教師は私のクラスの体育も担当していて、授業中に身体を触られた女子は多く、見学を申し出ると『生理か?』ってわざとらしく聞いてくるんです。私自身、お尻を触られたことがあったので、復讐するいい機会だと思ったんです」
そこで当時付き合っていた1歳年上のヤンキーの彼氏に相談。体育教師が毎晩ジョギングしていると話していたことを思い出し、そこを狙って襲撃しようと計画を練ります。
「彼氏からは原付バイクで後ろから近付き、追い抜きざまに頭を鉄パイプで殴ることを提案されました。でも、さすがに打ちどころが悪いと命にかかわるし、捕まったら鑑別所か少年院に送られるかもしれないので却下。そこで思いついたのがハリセンでした」
ただし殺傷力はなくても、なるべく威力のあるものを作ろうと、数回の試作品を経て完成したのは厚紙製の特製ハリセン。失敗しないように何度もシミュレーションを重ねたといいます。
「このころの私は飽きっぽい性格でしたが、珍しく途中でめんどくさがらずにやってましたね。体育教師をとっちめるという目的はありましたが、途中からはなんだか楽しくなってきちゃったんです。
ただし、計画がバレてしまっては台無しなので、Aちゃんや学校の友達にはずっと秘密にしていました」
そして、待ちに待った襲撃当日。ジョギングコースを把握していた亜沙美さんは、襲撃ポイントに決めていた人気のない路地に体育教師が来るのを待ち構えていたとか。
「私と彼氏は隠れていたので、体育教師が目の前を走り去った後、彼が運転する原付バイクに2人乗りして、フルスロットルで向かいました。そして、追い抜くのと同時にハリセンを頭部にフルスイング! スパーン! という気持ちのいい音が響いてました」
ただし、スイング直前に体育教師が後ろを振り向いたため、後頭部ではなく顔面に激しくヒット。後ろに2歩3歩よろめき、その場にうずくまってしまいます。
親友の妹が体育教師にセクハラされて仕返しを決意!
武器に選んだのは自作のハリセン

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