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ゴマキ系金髪ヤンキー少女が、後輩を泣かしたセクハラ教師を成敗。その方法は?

襲撃を機に「ハリセン」と呼ばれるようになった体育教師

「でも、すぐに立ち上がって『コノヤローッ!』ってダッシュでこっちに向かってきたんです。でも、原付バイクのスピードにはかなわないので、私は中指を立てて相手を挑発していました。暗くて表情は分からなかったけど、相当悔しがっていたと思います」  翌日、学校のホームルームでは体育教師が暴漢に襲われたことが担任から伝えられ、学校内はしばらくはこの話で持ち切りだったとのこと。体育教師は被害届を警察に出さず、生徒の犯行だとは思っていたようですが亜沙美さんが犯人であることはバレませんでした。 「襲撃後、一部の生徒の間で体育教師は“ハリセン”と呼ばれるようになりました。Aちゃんには『そんなことしちゃダメだよ!』と怒られましたが、何度もお礼を言ってきたのでスカッとしたみたいです」  その後、体育教師は別の女子生徒に対するセクハラが発覚。被害を受けた生徒の保護者が教育委員会に訴えたこともあり、ハリセン襲撃事件から数か月後の年度末で異動となったそうです。 「無免で原付バイクに乗り、しかも2人乗り。凶器はハリセンとはいえ、闇討ちですからね。当時はザマーミロとしか思いませんでしたが、若気の至りでは済まされない行為だったと反省してます。  私が優等生ではなかったことは子供も知っていますが、さすがにこの話は言えないです。母親としての威厳にかかわりますから(苦笑)」  いくら相手がセクハラ教師とはいえ、やったことはまぎれもない犯罪行為。黒歴史として一生封印しておいたほうがよいかもしれませんね。 ― ヤンキー・ギャル・コギャル列伝 vol.4― <文/トシタカマサ イラスト/真船佳奈>
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