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「Merry Christmas」欧米ではNGワード。“A” Happy New Yearは間違った英語だって知ってた?

“A” Happy New Yearは間違った英語だって知ってた?

 欧米ではクリスマスカードを送る時に新年の挨拶も兼ねるのが一般的。「Merry Christmas and A Happy New year」という決まり文句はおなじみですよね。  ですがこの表現、文法的に間違った英語であることを皆さんはご存知でしょうか? 正しくは冠詞のAを取り除いた「Merry Christmas and Happy New year」になります。  Aが前につくのは「Wish you a Happy New Year」「Have a Happy New Year」というように文中で使われる場合のみ。「Happy Birthday(誕生日おめでとう!)と言うときにAを付けないのと同じ理屈で、単独で使うときには冠詞を前につけないのがルールです。 Merry Christmas and Happy New Year! 新年の表現は他に、乾杯の“Cheers チアーズ”を使った「Cheers to Great New Year!(素敵な新年に乾杯!)」や、祝い用語のド定番“Wishesウィッシュズ”を併用した「With best New Year’s wishes(最高の新年を!)」など。  アメリカでは大晦日も午前中は仕事、新年は1月2日から通常営業とお正月を祝うという概念がありません。その代わりニューイヤーイブのパーティでは飲めや歌えの大騒ぎ。  元旦こそ国民の祝日に指定されていますが、筆者はこの日はただの“二日酔い冷ましのための休日”だと思っています。 ―橘エコのリアルに使える英語― <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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