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「紙ナプキンの化学物質が子宮にたまる」のトンデモ科学にご注意を

布ナプ派はピル否定派の受け皿でもある

 そのケミカル嫌悪はなんと「ピル」にまで到達していました。布ナプキンワークショップで、生理痛緩和のため医師にピルを勧められたことにショックを受けたのがきっかけで、布ナプを使いはじめたと語る女性たちに遭遇したのです。
※写真はイメージです

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「生理痛がひどいので医者に行ったら、そっけなくピルの服用を勧められてショックを受けて……。そんな対処療法しかできないなら、布ナプキンで根本から改善したいと思ったんですよね」  彼女たちのなかでは、医師のドライな対応ではなく「ピルを勧められた」ことが問題視されているようなのです。確かにピルは薬である以上、副作用が絶対ないとは言い切れませんが、婦人科で子宮内膜症の予防や月経困難症の緩和のためにピルを処方するのは、ごく一般的なお話。  しかし巷には、「薬はすべて害悪!」とばかりにワクチンを拒否したり、がんを玄米食で治そうとする人たちもいます。そこまで極端ではないかもしれないけれど、布ナプで子宮をいたわる「自然なお手当て」に、自分らしさを見いだしているのかもしれません。  加えて、世の中にいまだ存在する「ピルを飲んでいると性的に遊んでいると思われる」なんて偏見が関係している可能性もありそうです。 【山田ノジル プロフィール】 自然派、エコ、オーガニック、ホリスティック、○○セラピー、お話会。だいたいそんな感じのキーワード周辺に漂う、科学的根拠のないトンデモ健康法をウォッチング中。長年女性向けの美容健康情報を取材し、そこへ潜む「トンデモ」の存在を実感。愛とツッコミ精神を交え、斬り込んでいる。twitter:@YamadaNojiru <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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