買ったり、もらったりと、意識しない間に増えていく食器。気づけば、食器棚からあふれているのがデフォルト状態になっていませんか。食器棚収納にはひとつ、コツがあるようです。
「食器が入り切らないなら、
立てる収納がおすすめ。積む収納は下のものが見えづらいですし、取りづらいですよね。その結果、散らかりがちに。立てることで、全体像が把握しやすくなります」
さらに、食器の数を減らすことも大切。「もしお客さんが来たら」などと考えて増えていきがちですが…。
「そもそも、
自分の家に何人お客さんが来るのか、考えてみましょう。本当に必要なものはそれほど多くないはずです。
結婚式の引き出物でもらったり、可愛いから買ったりするけれど、なかなか割れないので、食器は増えていきます。食器を捨てられない人もいますが、
あまり使わない食器は思い切って処分することも考えましょう」

使ってない食器が多すぎる…
女性にありがちなのが、靴箱問題。パンプス、ミュール、ブーツにスニーカー。TPOにあわせて用意が求められるからこそ、どんどん増えて、玄関のたたきの上に並んでしまう困ったアイテムです。
「冠婚葬祭用の靴など、
めったに使わない靴は、クローゼットなど他の収納スペースに移動してしまいましょう。靴は靴箱に入れなきゃいけない、いうルールはないんです」
散らかっている部屋あるあるなのが、床の上に本が積んであったり、ゴミ袋や子供のおもちゃが置いてあったり。その結果、見えている床面積が減って部屋が狭くなっていませんか。
「とにかく、
床には家電と家具以外置かないように心がけてください。いろいろとモノを置くことで、ほこりがたまりやすくなりますし、掃除も大変。部屋を狭く見せる原因にもなっています」
なんとなく散らかってる……という部屋は、モノの配置も見直した方がよさそうです。
インテリアの色も3色ぐらいにそろえると、さらに良いとのこと。ゴチャゴチャと模様や色が多いインテリアは、散らかっても気にならなくなる原因になるそうです。
スタイリッシュな部屋、マメに片づけるのは無理だけどキレイな部屋で過ごしたい、というズボラさんは参考にしてみてくださいね。

タスカジのSHOKOさん
【
タスカジ】経験豊富なハウスキーパー(=タスカジさん)と、家事を依頼したい人が出会える家事代行のマッチングサービス。著書に『
予約の取れない家政婦タスカジさんの「ラク家事BOOK」』(監修)など
<取材・文/ミノシマタカコ>