Fashion

スカートもトップスもすべて大き目で。“スタイリングの教科書”から外れてみて

オーバーサイズのものを重ねていくのがスタイルのポイント

 ロングスカートが用意できたら、次は合わせるセーターです。これも大き目がやはりお勧めです。腕が長い人の場合はメンズの古着セーターでもいいでしょう。
フロアスウィーピングスカート

セーターもやはり大き目がおすすめ ※画像:WEAR

 最後の仕上げはビッグシルエットのコートです。シルエットが大きいのなら、必ずしもウールである必要はありません。大き目のダウンジャケットでもキルティングのフィールドコートでもいいでしょう。  とにかくオーバーサイズのものを重ねていくのがこのスタイルの肝です。
フロアスウィーピングスカート

コートはとにかくシルエットが大きいものを選ぼう ※画像:WEAR

古いもので集めたら1点新しさを加えて

 これらは新品で入手できなくても、スカートも含めてセーターもコートも、中古または古着屋で手に入るものばかりです。  ツイードのビッグシルエットのコートなど、80年代、90年代の古着の中にあるでしょうから、古いもので集めても構いません。ただその場合は、このルックのようにどこか1点新しさを加えましょう。
フロアスウィーピングスカート

大き目のイヤリングなどで新しさを加えて ※画像:WEAR

 ステートメントイヤリングと呼ばれる大き目のイヤリングでもいいですし、全体にマットな素材でまとまってしまったら、スパンコールやビーズなど、光る素材が使われたバッグや、エナメルのシューズを合わせるのもいいでしょう。

保守的な人から否定されてもチャレンジしましょう

フロアスウィーピングスカート

新しいスタイリングに果敢にチャレンジしよう ※画像:WEAR

 ところで、新しいスタイリングは多くの人に見なれないものなので、必ずしもすべての人からおしゃれだと思われるとは限りません。  今、大人気のアレッサンドロ・ミケーレのグッチでさえ、最初はキワモノ扱いで、おしゃれだと認識されるまで時間がかかりました。ですからこのスタイルで出かけても、流行にうとい保守的な人からは「おしゃれではない」と言われることもあるでしょう。
 しかし、そんなことは気にせず突破するのがモード好きです。「今にみんなも真似するようになるわよ」ぐらいの気持ちで、果敢に新しいスタイリングにチャレンジしましょう。 <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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