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「俺の稼ぎで食べてるクセに」。生活のために耐えるセレブ妻の胸の内

生活のために、離婚を思いとどまった

「夫は19歳から実家を出ているので自立した人だと思っていた」と言う由紀子さんですが、実はスーパーマザコンでした。義母は、九州男児の義父に仕えた根っからの専業主婦。由紀子さんたちの家に来ては子育てに口を出し、「うちの息子(=夫)のように育てないとダメ」と、自分の子育て論を語って帰って行きました。夫は、義母の言い分を鵜呑みにして、由紀子さんを非難してくる。  想像するだけでつらすぎる日々です。でも彼女は「別れない」ことを選びました。なぜ? 「離婚も考えましたけど、思いとどまりました。義母も先は長くないし、まだ旦那の事がすごく嫌いなわけじゃないんです」 マンション そして、何より生活面の心配が一番だといいます。 「今、住んでいるのは高級住宅街です。それに家賃から光熱費まで旦那が払って、生活費も毎月固定でもらえているから、食いっぱぐれる心配はありません。  もしこれが離婚となって、家賃、光熱費、学費とか固定費を自分で稼ぐとなると、息子にも迷惑がかかるなって不安で…。我慢するしかない日々が続いてます。妊娠した時に、何を言われても仕事を辞めないで続けていれば、もっと自信を持って対等に話せたのかなって思います」  そういえば、セレブ妻雑誌『VERY(ヴェリィ)』が2019年1月号で、「『きちんと家のことをやるなら働いてもいいよ』と将来息子がパートナーに言わないために今からできること」という特集を組んで話題になりました。由紀子さんと同じ思いをしている妻は多いのでしょう。  女性のほうも「ハイスペ男と結婚して専業主婦になる」という夢を持つのは、リスクが大きすぎるのではないでしょうか。 ※相対的貧困率(50.8%):2015年、厚生労働省「国民生活基礎調査」より。相対的貧困とは、可処分所得の中央値の半分未満しかない人で、2015年では年間122万円未満の可処分所得しかない世帯を差す。 ―シリーズ「私がそれでも彼と別れないワケ」― <取材・文/吉川リサコ>
吉川リサコ
コラムニスト。港区女子として最高「月間100人」の合コン経験で、多くの男女を見てきた
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