「女としての価値」を自己採点。あなたは何点?
長く不況が続きすぎたせいか、若い女性の「デフレ化」が進んでいるらしい。そんな兆候を感じて、「もらってうれしいプレゼント額」から「結婚相手に望む条件」、「パンツの値段」まで大調査。自分をバーゲンセールしないためのセルフチェックにもどうぞ!
デートは割りカンでOKだし、結婚相手は平均的な年収なら十分……。昨今、そういう女性が増えている。
バブル世代のお姉さま方が聞いたら「自分を安売りするなー!」 「女として価値が高いほど、男は女にお金を使うのよ」と言いそうだ。
では、今の若い女性たちは、自分の「女としての価値」をどう感じているのか? 20~30代未婚女性99人に聞いてみた。
「自分を『女として価値が低い』と思う?」という質問に対して、52人が「はい」と回答。じつに2人に1人が「我ながら女としての価値が低い……」と感じているようだ(“女としての価値”って何?というのは人それぞれだろうが、あえて定義せずに直感で答えてもらった)。
また「女として何点だと思うか?」と聞いてみると、数字はかなりバラツキがあった。「30点以下」とかなり低い点数をつけたのは全体の2割。まさかの0点と100点もそれぞれ1人ずついた。
<20~30代未婚女性99人にアンケート>
Q.自分を「女として価値が低い」と思う?
YES 52人
NO 47人
Q.自分は「女として何点」?
0点 1人
~30点 20人
~50点 29人
~70点 30人
~90点 18人
100点 1人
一方、「安上がり」っぽいことへのOK度を聞いたのが、下のアンケート。「自己評価が低い」ことと「安上がり」は、リンクするわけではないようだ。自己採点が50点以下だった女性が約半数だったのに対して、「合コン場所はチェーン居酒屋でもいい」は8割、「初デートでチェーン居酒屋に行くのはかまわない」は7割が支持。
つまり、最低でも2~3割は、「私は女としてそこそこイケてるけど、合コンや初デートはチェーン居酒屋でもOK」と思っているわけだ。
「イオンやダイエーなど総合スーパーで買うことがある」(54人)、「ランチを吉野家など牛丼店で済ませることがある」(41人)も高い割合で、「いっそ、“女としてダメ”の枠にいたほうが気がラク」(27歳・百貨店)という女性もいた。
こうなると、「女としての価値」などとは関係なく、「給料は安いし将来も不安だからムダ金は使わない」というシンプルな話なのかもしれない。サラリーマン男女の平均年収は平成9年度の467万円をピークに、平成24年度は408万円と、60万円も下がった(※)。女性なんて、平均268万円だ(平成24年度)。
男女ともにお金がないなら、そりゃ「チェーン居酒屋でOK」となるのは当然だろう。
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<20~30代未婚女性99人にアンケート>
Q.以下のうち当てはまるものは?
合コン場所はチェーン居酒屋でもいい 83人
初デートでチェーン居酒屋に行くのはかまわない 71人
服をファストファッション店で買うことがある 69人
デート相手が全身ユニクロでもかまわない 60人
服をイオンやダイエーなど総合スーパーで買うことがある 54人
ランチを吉野家など牛丼店で済ませることがある 41人
ファストフード店でドリンク代をケチって「お水」を注文することがある 26人
化粧は「試供品」を愛用している 18人
自分が楽しければ男性の“二番手”(相手が既婚者だったり彼女がいる)でOK 16人
自分が楽しければ男性のセフレでもOK 15人
ランチを立ち食いソバ屋で済ませることがある 12人
化粧を店頭の「テスター」で済ませることがある 12人
ここ1年以内にナンパされてついていった 8人
ここ1年以内に合コンでお持ち帰りされた 2人
― 「女性のデフレ化」が止まらない【5】 ―
約半数が「50点以下」と回答
