次の注意点は合わせる靴です。確かに現在、スニーカーはとてもはやっています。トレーナーにスカートを合わせてスニーカーを履いても悪くはありません。
ただここでも、よりきちんと見せたいのであったら、スポーツシューズであるスニーカーはやめにして、パンプスやサンダルにするといいでしょう。

よりきちんと感を出すなら、靴はパンプスやサンダルを合わせよう ※画像:WEAR
トレーナーを単なるカジュアルではなくシックできちんした感じに見せたいのであれば、カジュアルな要素はトレーナーだけにとどめ、その他にはスポーツウエアやアウトドアウエア由来のデザインのものは合わせないようにしましょう。
もしもう既に無地のトレーナーを持っていて、同じように合わせてみてもこのマックスマーラのルックのように見えない場合、それはシルエットの問題です。
時代の気分はシルエットで表現されます。このマックスマーラのルックでは、トレーナーは大き目、スカートもひざ丈下と長目です。

大きめシルエットを意識して ※画像:WEAR
定番と言われているもの、シンプルでデザイン性があまりないものほど、シルエットの変化の影響を受けます。定番をそろえればそろえるほど、常に新しいシルエットのものにアップデートしていかないと、なんとなく古臭く見えてしまいます。
デザイン性の低いシンプルな、いわゆる定番と言われているものが好きなら好きで構いませんが、その場合、似たようなものをたくさん所持しないほうがよいでしょう。
常にアップデートする必要のある定番は少なく持って、シーズン中、もういいというところまで着て、次のシーズンは新しいものにかえるほうが、多くを所持して何年も持ち越すよりも結果的にはおしゃれに見えます。

スポーツウエアを今風にきちんと着るコツ、いろいろ応用してみて ※画像:WEAR
シンプルなスポーツウエアを今風で、きちんとした感じに着るにはコツがあります。
今回挙げたようなコツはパーカやポロシャツといったスポーツウエアにも応用可能ですので、自分のもう既に持っているアイテムでいろいろ試してみるといいでしょう。
<文/小林直子>
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