31歳で一生独身と決めてる女性。「結婚するとロクなことがない」と思うワケ
アラサーに差し掛かり、婚活に本気を出す女性たちがいる中、「私は一生結婚しなくてもいい」「結局、独り身が一番気楽」と、まるで悟りの境地に達したような人も。
一体なにがあったのでしょうか?
将来は純白のウエディングドレスを着て、最愛の人とヴァージンロードを歩きたい……と、かつては人並みに結婚へのあこがれを募らせていたという矢作帆乃香さん(仮名・31歳・ネイリスト)。
「まわりの女友達がみんな結婚しているんですけど、女子会で集まるとみんなこぞって旦那の愚痴ばかり話すんです。
ある友達は、1歳の子供がいるのに旦那さんが子育てに協力してくれないばかりか、赤ちゃんが夜泣きするとブチギレて、夜中に一人飲みに行ってしまうとか。しかも、飲みに行っているバーのバイトの若い女の子と不倫関係になっていることが発覚。
友達は不倫のショックと、日々の子育ての大変さに振り回されて、ノイローゼになってしまいました。こういう友達を見ていると、単純に結婚っていいなぁ、なんて感覚になれなくて……」
結婚している女友達がことごとく幸せそうに見えない。むしろ、独り身の立場では降り掛かってこない問題ばかりが起こって大変そうだ、というのが帆乃香さんが結婚をしないと決めた一番の理由だそうです。

「別の女友達は、旦那さんの束縛がすごいんです。その子は女子会に来ても1時間で帰らないと旦那に怒られるからと、いつも1人そそくさと帰っていきます。友達と会ってゆっくりお茶もさせてもらえないなんて、結婚したら人間としての自由がなくなるの!? と絶句しました。
また別の友達の旦那さんは、超浪費家。中古レコードを買い集めているみたいなのですが、1LDKの部屋がDJブースとレコードの棚に支配されていて、部屋は狭くなるわ、レコードの出費で家計は苦しめられるわで超大変だ、といつも愚痴っています。
他にも、酒癖が悪くて醉うと暴力を振るう旦那がいる友達、旦那とセックスレスになって既婚者合コンにハマっている友達、など……みんな大変そうで(笑)。逆に、独身の女友達と遊ぶと、お互いにシビアな悩みなどなく、門限も気にしないで飲みに行けるのですごく楽ですね」
女友達みんなの結婚式に出席している帆乃香さん。式では幸福に包まれ、笑顔で愛を誓っていた夫婦が、結婚生活を重ねていく内に、徐々に関係性に亀裂が入っていく。
友人夫婦たちがモラハラや不倫など様々な原因でゆっくりと崩壊していく様子を間近で見てきて、「結婚するとろくなことがない」と結婚に嫌悪感を抱くようになってしまったそうです。女同士だと、ノロケてもつまらないし、グチを言って発散することが多いので、余計に「ろくなことがない」感が強まるのかもしれません。
結婚している女友達がことごとく幸せそうに見えない

「結婚するとろくなことがない」と嫌悪感を抱くように

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