ちなみに前述の男性と別れた後に付き合った相手とは、結婚を前提としない条件で交際していました。ところが、突然プロポーズをされて困ったとも。
「結婚を望まない本当の理由を隠していたこともあって、しつこく食い下がってきましたが、それでも私が断ると『結婚しないなら別れる!』って。
心変わりしたのは向こうなのに、周りからは私が一方的に悪者扱いされ、何人もの友達を失うことになりました」
そうしたこともあって今では恋愛自体が面倒だと感じるように。でも、最近は趣味中心の生活を送っていることもあり、さびしいと思うことはないといいます。
「オンラインゲームにハマってしまい、休日はほぼゲーム三昧。夜勤明けでも寝ずにそのまま10時間近くプレイしちゃうこともあります。不健康かなとは思いますが、これはこれで楽しいですよ」
本人が納得していれば構わないのかもしれませんが、アラサー女子のプライベートとしてちょっと気になるところ。
バーチャルな世界だけでなく、現実世界でも幸せになってほしいと思ってしまうのですが余計なお世話なのかもしれませんね。
―シリーズ「
結婚・出産を“しない”と決めている人たち」―
<文/トシタカマサ>
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。