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DV彼氏に極寒のベランダへ閉め出され…災害時の知恵で乗り切った女性

私の彼氏、ケンカして怒りがエスカレートするとバイオレンスなことをするんですよ。壁を殴って穴をあけたり、オーブントースターを投げて壊したり、スマホ画面を粉々にしたり。私には手をあげないし、普段は優しいので3年間付き合ってきたんですけどね」とため息をつく白井香奈さん(仮名・32歳・不動産)。
割れたスマホ画面

写真はイメージです(以下同じ)

 なんでもこの年始、彼氏から身の危険を感じるひどい目に遭わされたそうで……。

お家デートで大ゲンカ、それが災難の始まり

「彼氏の仕事がずっと忙しく、その日は久々のお家デートだったんです。なのに、彼氏がスマホでゲームばかりしていて、だんだん腹が立ってきて。最初はドタキャン続きだったことを軽く愚痴っていたのですが、『男の仕事にはオマエにはわからない大変なことがあるんだ』的なことを言われカチンときて、つい『いまどき夜中まで残業とか休日出勤とか、頼られてるというより要領が悪いんじゃないの?』みたいなことを言っちゃったんですよ」  怒りっぽい彼氏がこの発言を聞き流すはずはなく、もちろん激昂(げっこう)。おもむろに立ち上がったかと思うと白井さんの腕をひっぱりベランダへと押し出し、コートを投げつけ、「頭を冷やせ」と言い残し部屋を出ていってしまったのです。 ベランダに閉め出される「一瞬ポカーンとしましたが、寒さですぐに正気に戻り焦りました。真冬の夜中12時過ぎに、コートを着ても震える極寒のベランダに放置されたんですよ!?  幸いスマホは手に持っていましたが、そんな時間じゃ誰にも助けを求められません。仕切りごしに隣を覗(のぞ)いてみましたが、留守のようで真っ暗。大声で叫べば誰か気づいてくれるかもしれないけど、大ごとにするのもはばかられ、途方に暮れてしまいました」

災害時向けの情報を必死で検索

 しかし、容赦のない寒さですぐにまた正気に。叫ぶのは最後の手段として、ひとまず寒さから身を守る術を必死で検索したとか。 「そしたら、『ポリ袋に丸めた新聞紙を入れてその中に足を入れると防寒対策になる』という、警視庁発信の災害時向けの情報を見つけて。ベランダを見渡すと、ちょうど資源ごみに出す前の雑誌の山と空き缶の入ったビニール袋がいくつかあったんです。さっそく、空き缶を出したビニール袋に雑誌を破いて丸めて入れ、そこに足を入れてみたら本当に温かいんですよ。靴を履いていない足先の冷えが一番ヤバかったので、『これで凍死は免れる!』と安心しました」
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彼氏がやっと戻ったのは明け方……
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