そのほか、ポケットに入っていた
ハンカチを首に巻いて冷気があたるのを防ぎ、彼氏が戻ってきた明け方までなんとか無事に乗り切ったという白井さん。
「彼氏は冷え切って青白い顔をした私を見て焦ったのか、すぐにお風呂を沸かし温かい飲み物を用意し、平謝りしてきました。でも、いくら謝られても、これはさすがにお仕置きの域をこえてますよね……。
長時間の寒さで心まで凍ったような状態になり、『いいよ、私も悪かったから』を繰り返し、体が温まったらそそくさと帰りました」
その後、彼氏は電話やメールで謝罪を続け、会えばご機嫌取りのようにおいしいものをごちそうしてくれるとか。
「でも、
彼氏の根本的な性格に疑念を持ってしまったので、心から楽しめないんですよね。近いうちに別れようかと思っています。災害時の知恵が増えるのはいいけど、それをフツーの日常で駆使するのはもうこりごりですから (笑)」
まだまだ寒さが続くこの時期、気性の荒い恋人とのケンカには要注意!?
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冬に起きたトホホなエピソード―
<文/鈴木うみこ イラスト/角侑子>