夫にさそわれ競馬場に子連れデビュー。馬券的中で10万円ゲットかと思いきや…
「ギャンブル」と聞くと、多くの女性は眉をひそめるのではないでしょうか?
「今住んでいる場所がちょうど競馬場の近くということもあって、夫に『せっかくだから一度行ってみる?』と誘われたんです」
自身の競馬場デビューについてそう振り返るのは西田愛花さん(仮名・34歳/ネット通販会社)。ただし、それまで賭け事の経験は一切なく、「ギャンブル=お金のムダ」と考えており、正直行きたくなかったといいます。
「でも、子供が『お馬さんに会いたい!』って騒いじゃって。夫も自分の小遣いの範囲で遊ぶと約束したので、それで仕方なく付き合うことにしたんです」
ちなみに愛花さんは馬券を買わず、ただレースを観戦していたとか。ところが、旦那さんに「せっかくだから買ってみたら?」と言われ、購入してみることにしたそうです。
「各レース100円の馬券を3点ずつ、それを4レース分買いました。でも、1200円って我が家のほぼ1日の食費なんです。けど、勝負事に向かない性格なのか、これならスーパーで買い物したほうが……って思っていました(苦笑)」
ところが、あるレースの終了後、着順が表示されるモニターと自分が買った馬券を何度も見比べる愛花さん。彼女が購入した3連単(※1~3着の馬を着順通りに予想する)の馬券がなんと的中したというのです。
しかも、オッズは約1000倍。100円しか買っていませんでしたが、本当に的中しているなら10万円の配当になります。
「思わず子供に『ママやったよ!』ってギューッと抱きしめちゃいました。そのとき、彼は次のレースの馬券を買いに行っていたのでLINEで『さっきのレース、当たっちゃった』ってメッセージを送ったら、走って戻ってきました(笑)」
けれども、競馬やボートレース、競輪などの場合、最近はレース会場でミニコンサートやキャラクターショーといったさまざまなイベントを実施。家族連れで楽しむ姿もよく見かけます。
ピクニック気分で訪れた初めての競馬場
ところが、初めて訪れた競馬場はコース中央にも芝生が広がり、子供向けの遊具も充実。レジャーシートを広げてお弁当を食べる家族も多く、ピクニック気分で楽しかったといいます。 「ちょうど新緑の季節だったから芝生の緑がキレイで、吹き抜ける風がとっても気持ちよかったです。子供は目の前で走るお馬さんの姿に大はしゃぎでしたし、来てよかったと思いました」
馬券が当たったと思い込み、喜びのあまり子供を抱きしめるが…
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