川瀬さんをさらに驚かせたのが、彼の交友関係。
「なんていうか、
男女の関係にメリハリがないんですよね。彼には学生時代からの男女6人仲良しグループがいるんですけど、私と付き合い始めてからもその仲間と旅行にいくし、仲間の女のコひとりを断りもなしに私との食事に連れてきたことも。
その女のコは『
私たち完全に友達なんで~。彼女さん心配しないでくださいね!』とかしきりに言ってたけど、私からしたら『
なんでもいいけどオマエここに来る必要なくね?』って感じで。2人で『俺らガツガツしてないから男女の友情成り立つんだよね』みたいなトークをしてて、本気でキモいと思っちゃいました」

そんなこんなで、「こいつ私のこと別に好きじゃないのでは?」と思うこともしばしばだそうですが、そういうわけではなさそうで……。
「僕、嫌われちゃったんですか?」なんて言われると突き放せない
「たまたま習い事や実家での用事、女友達との約束などが続いて、何回か連続で彼からの誘いを断っちゃったんですよ。そしたら、『
僕、嫌われちゃったんですか』とか『
僕にイヤなところあったら正直に言ってください』とかLINEしてきて。こんなふうに直球でぶつかってくるのがまた、“若い男の甘え”って感じでイラッとくるんですが、ちょっとかわいいなとも思ってしまって。『そんなことないよ』とフォローしちゃいました」
とはいえ、温度差に疲れることは変わらず、将来が不安になることもあるという川瀬さん。
「私もいい歳なので、『こいつといて未来はあるのか?』って考えちゃって。だから早めに別れようかと思うんですが、なかなか踏ん切りがつかず。
だって、若いコってやっぱり肌も髪もすべすべツルツルでかわいくて、見てるだけでこっちも若返りそうなパワーがあるんですよ! こんな年下と付き合う機会はもうないだろうから、もう少し付き合おうかな……」
年下彼氏、若返りパワーにあやかるために面倒でも一度付き合ってみたいかも。
―シリーズ「
年下男子と付き合ってみたら…」―
<文/鈴木うみこ>