“産まない”ことを決めた、34歳女性の胸のうち。「夫の一言で前を向けた」
友だちの赤ちゃんを見て、おめでとうと笑えるようになった
「自分の状態を『出産ができない』と捉えていたときは、友人や同僚が妊娠出産をしても素直に祝えませんでした。羨ましさや妬ましさで心がいっぱいだったんです。だけど『出産はしない』と自分で選べたことで良い意味で人は人、自分は自分と考えられるようになっていきました。
正直、羨ましさがゼロになるわけではないんですけど、赤ちゃんを見ておめでとうと笑えるようになりそんな自分がちょっとだけ好きになれました」
自分で自分の生き方を選べたことが、自分を認めることに繋がった彼女。「結婚したら出産して子供を持つのが当たり前」という考えに苦しむことから脱出した今、夫婦で選択した生き方に胸を張って欲しいと思います。
―シリーズ「結婚・出産を“しない”と決めている人たち」―
<文/大庭スミ、女子SPA!編集部>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】大庭スミ
ライター、メンタルカウンセラー。メンタルについて相談を受けることも多い。@sumi19191


