有名デザイナーが同性婚。「ゴジラ花嫁はいや」パートナーの胸中は…
日本でもバッグや財布などが人気のブランド「MARC JACOBS」。この世界的ブランドを設立したマーク・ジェイコブスは、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターとしても活躍し、日本人アーティスト村上隆とのコラボでもよく知られている。
そんなファッション界の大物マークが、かねてから交際していた男性と結婚した。気になるお相手は、メンズモデルとして活躍後、キャンドル作家に転身した恋人チャー・デフランチェスコだ。
アナ・ウィンター、ナオミ・キャンベル、ジジ、ベラ・ハディッド姉妹、ベット・ミドラー、ケイト・モス、リル・キム、リタ・オラ、カイア・ガーバー、エミリー・ラタコウスキーといった豪華な面々で、マンハッタンの高級レストラン「ザ・グリル」に一堂に会したそうだ。
ペンギンのおそろいのピンをつけ、式に臨んだ2人。ペンギンは同じパートナーと生涯連れ添い、誠実と忠誠心のお手本だからだそうだ。このエピソードからも、2人が仲睦まじい様子がうかがえるが、結婚式については別の意見を持っていたようだ。
昨年、チャーの誕生日にプロポーズしたマーク。チャーは、そのプロポーズの場所となったメキシカンのファーストフード店「チポトレ」で気軽に結婚したかったようだ。
「ニューヨークに引っ越して来たけど、LA出身だからメキシコ料理が大好きなんだ。本場のとはちょっと違うんだけど、故郷の味って感じで大好きなんだ。チポトレなんかはどこの店でも一定の味を出している。マークは結婚式をザ・レインボー・ルームとか(ルーフトップ・バーの)ブンブン・ルームなんかで挙げたいみたいだけど、僕はチポトレで十分満足だよ。
初めてのデートで、彼をチポトレに連れて行ったんだ。それから毎年僕の誕生日はチポトレ。彼はもっとお洒落なところをっていうのが常だし2人とも外食が好きだけど、僕はチポトレ。で(今年も)チポトレに行ったわけだけど、マークは僕の誕生日にフラッシュモブを用意して、それからプロポーズされたんだ」
6日(土)、2人はニューヨークにて友人たちに囲まれながら契りを交わしたという。
招待客は、1年前の誕生日、メキシカンのファーストフード店で求婚
一方のマークは結婚式について、「僕らはブライドジラ※なんかにはなりたくない。でも祝いの席にして、愛する人たち全員に囲まれたいと思っている」と話していた。 ※ブライド(花嫁)とゴジラを合わせた造語。自分の結婚式を完璧にしようとするあまり、必要以上にこだわりを見せ、周囲を振り回す花嫁のこと かねてからゲイであることを公言していたマーク。過去には、ブラジル人経営者やブラジル人ポルノ俳優と交際するも破局していた。 ここ最近、ファッション界でメインテーマとなっている「多様性」。業界をけん引するマークが、プライベートでこうした結婚のスタイルをとったことは、時代の潮流にとてもマッチしているのではないだろうか。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>