高級スニーカーブームの影で50万足売れたコスパ最強スリッポンって?
世界のセレブやファッショニスタたちの間では、まだまだハイエンドブランドの何万円もするスニーカーやダッドスニーカーがトレンド。
しかし、その裏でコスパの高いスリッポンタイプのスニーカーが世界中でバカ売れしているのをご存知でしょうか?
先日、グッチがわざと汚れ加工をほどこしたスニーカーを870ドル(11万3400円)の高値で売り出したと聞いて、ファッション弱者の筆者はため息をつきました。「最近のトレンドには全くもってついていけない……」と。
そんな中、2018年だけで約50万足も売り上げたというドクター・ショールのスリッポンスニーカー「マディソン Madison」の話題が目を引きました。
米ファッション誌「羽のついたエルメス」と絶賛の70ドルスリッポン
アメリカ生まれのウィリアム・ショール博士が60年代に立ち上げたドクター・ショールは、日本だと靴のブランドというよりも足裏の角質取りやハイヒール用のインソールといったフットケア商品を取り扱うブランドとして認知されています。 こちらアメリカには、ドクター・ショールシューズではシューズラインもあり、スニーカーからブーツ、ハイヒール、サンダルなど履きやすさにこだわった靴を販売する健康シューズを販売しています。日本でもオンラインショップなど同ブランドの靴を取扱う店がないわけではありませんが、まだまだシューズブランドとしては知名度が高いとは言えないようです。
話題のスリッポンは、定価70ドル(約7800円)とリーズナブルな価格なのに、同社の入れ替え可能なメモリーフォーム製インソールが使われていて、「長時間歩いても疲れを感じない」と世界中で人気になったそう。ファッション誌『インスタイル In Style』も「まるで羽のついたエルメスのよう」と履き心地の軽やかさを大絶賛しました。 アメリカ本国では現在セール中で50ドル(約5500円)から買える「マディソン Madison」ですが、日本のアマゾンでは記事執筆時点では1万1,861円~6万6,955円の高値で売られています。
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