野菜不足を一気に解消。塩とオイルだけで超おいしく食べる方法
緑黄色野菜のおいしい食べ方。
健康・美容のために、野菜、ちゃんと食べられていますか? 栄養のある野菜を選んで、おいしく調理すること。そして何より継続することは、想像以上に難しいことです。
そこで今回は、栄養野菜をおいしく変身させる「エチュベ」というカンタン調理法をご紹介したいと思います。
エチュベ(etuver ※eの上に右肩上がりのアクセント記号)とは、フランス料理における調理技術のことで、素材が持つ水分を活用して蒸して煮る料理法です。少量の“だし汁”を加えて加熱するケースもあり、日本における“蒸し煮”をイメージすると近いかもしれません。
この調理法の魅力は、主に3つ。
①野菜がたっぷり食べられる
加熱することによって野菜のかさが減り、生では食べづらい緑黄色野菜もしっかり摂取できる。
②調理法がカンタン
使われる調味料は、基本的に「塩」のみ。フライパンもしくは鍋さえあれば
③栄養素の吸収率を高める工夫がしやすい
ほどよくオイルを合わせることによって、風味が増して食べやすくなる。また、緑黄色野菜に期待されるβカロテンなどの栄養素の吸収率をアップさせることができる。
つまり、野菜を食べるための最強手段といっても過言ではありません。さあそれでは、「エチュベ」の詳細をご案内しましょう。
準備するのは、次の5つ。
・深めのフライパンもしくは鍋
・フタ
・食用オイル(オリーブオイル、バターなど)
・塩
・水もしくはだし汁
早速調理スタートです。今回使う野菜は、春キャベツ、アスパラガス、ブロッコリーの3種。野菜は、小松菜、ほうれん草、玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカ……キノコでも何でもOKです!


「エチュベ」とは、フランス料理の基本調理法
用意すべきは、5つだけ。
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