白いジージャンに合わせるアイテムも全身白で統一しましょう
まずは白いジージャンを手に入れましょう。薄手か、または麻混の生地で作られたものが手に入れば、朝晩が涼しい夏の日にも使えますので、今から探すなら、少し薄い生地で作られたものを探してみましょう。

薄手で少しゆったりめのホワイトジャケットを選ぼう ※画像:WEAR
注意するのはサイズ感です。三、四年前の自分だったら選んでいたような、身体にかなりフィットしたものは今のシルエットではありません。少し大きめだなと思うぐらいがちょうどいいでしょう。
次にこのホワイトジャケットに何を合わせるかです。
もちろんそれは白。ホワイトジャケットに白いワンピース、または白いパンツに白Tシャツなど、全身白で統一しましょう。もちろん実際は「白」と言っても幅があり、このイザベルマランのルックのように、生(き)なりから純白までさまざまなものになると思いますが、それはかえってモード風になるので構いません。

ホワイトジャケットには白いアイテムを合わせて、全身白で統一しよう ※画像:WEAR
また、素材も麻のように少し堅さのあるものからガーゼのように柔らかいもの、シルクサテンのように光っているものからジュートの織物のようにラフな表面のものまでいろいろ取りそろえてくると、おしゃれ度はより一層増します。
逆によくないのは「全身すべてカットソー」というように、同じ素材だけでそろえてしまうやり方。面白味に欠けますし、特にカットソーだけでまとめてしまうと身体のラインが強調され、肉体を鍛えている人以外はだらしなく見えやすいので注意しましょう。
「カジュアルだからスニーカー」ではなく足元も工夫を

「カジュアルだからスニーカー」ではなく足元も工夫を ※画像:WEAR
カジュアルなジャケットに合わせる足元は、カジュアルだからスニーカーね、ではなく、イザベルマランのようにハードなマスキュリンのほうへ振って存在感のあるブーツにするか、もしくはソフトなフェミニンなほうへ振って華奢なサンダルを合わせるといいでしょう。
スライダーサンダルを合わせるのであれば、同じように、底が厚くてごつい金具がついたハードタイプにするか、ファーやビジューがついたようなソフトなタイプにするか、どちらかにするといいでしょう。

色や組み合わせ次第でカジュアルなアイテムをモード風に見せることができる ※画像:WEAR
カジュアルなアイテムを色や組み合わせ次第ではモード風に見せることが可能です。
単なるカジュアルはもう見飽きたという方こそ、ホワイトジャケットにチャレンジして、「みんなと同じ定番カジュアル」にさよならしましょう。
<文/小林直子>
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