Fashion

誰かのマネをしていると一生「おしゃれ」になれない理由

時代の変化に対応して、自分のスタイルをバージョンアップ

「オウンスタイル」を持ち続けることがファッショナブル、つまりおしゃれであるというのがファッションの世界の掟(おきて)です。真似っこは単なるフォロワーにすぎません。価値はぐっと下がります。  けれども、独自のスタイルがあるとはいえ、それが以前とは全く変わっていないのかといったら、決してそうではありません。
 写真のルックは黒のパンツスーツですが、よく見ると、パンツがツータックになっています。以前のエディだったら、ここにタックはなく、ローウエストでタックがないスリムパンツになっていたでしょう。  けれども、シルエットが大きくなったというトレンドを受けて、同じように見えながらも、しっかりと時代の変化に対応、自分のスタイルをバージョンアップさせています。中に着ている白シャツも少し余裕があるように見えますから、以前、発表したものシャツよりはシルエットは大きいでしょう。

時代の変化を無視せず、自分を進化させる

 このように、いくら自分のスタイルを貫くとは言え、完全にトレンドを無視するわけではなく、時代の変化を取り入れつつ自分を進化させるのが優れたデザイナーです。  私たちがこんなエディのオウンスタイルから学びたいのは、自分のスタイルを持ちつつも、時代の変化を無視せず、自分を進化させるその姿勢と精神です。  放っておいても人は年を取ります。時代もいつまでも同じというわけではありません。ファッションで言えば、まずシルエットが変わり、それに伴ってヒールの高さ、アクセサリーの大きさ、メイクや髪型が変化していきます。
オウンスタイル

誰かの真似をして同じ格好をするのではなく、自分のオウンスタイルを作ろう
画像:WEARより

 誰かの真似をして同じ格好をするのではなく自分のオウンスタイルを作り、時代の変化に対応する、これこそが最もおしゃれな姿勢です。  エディを見習って、私たちもオウンスタイルを作りましょう。真似っこ人生はもう終わりにしてくださいね! <文/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に
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