お母さんに「ブス」と言われたことはありますか?
<みきーるの女子マインド学>
先日、美容室を訪れたときのこと。担当の美容師さんは、ある日小1の娘さんに「クラスで一番可愛いのは、マユちゃんなの。二番目はアヤちゃん。ママ、私は何番目に可愛い?」と訊かれたそうです。
「なんて答えたんですか?」と尋ねたら、「“どうかな? ママにはあなたが世界で一番可愛いよ。可愛くて可愛くてたまらないよ!”って言っておきました」とのこと。
「親から“可愛い”と言われても、それ以外の人から見た“本当の可愛いランキング”が知りたくなってきたみたい」だそうで、最愛の娘さんに向ける言葉として「素敵だな」と思いました。
また、別の知人女性と話したときは、「私、小さいころよく母親に“ブス!”と言われていました」と聞き、とても驚きました。
「いつも女の子らしい妹と比較されて、“あんたはブスだ!”と。子供心にも悲しくて、今でもふっと泣きそうになります。たまに誰かがほめてくれても、“本気なわけない、耳ざわりのいいことを言ってくれてるだけだ”とひねくれて、ますます可愛げがなくなってしまって……」とのこと。
ちなみにこの女性、“ブス”どころかとてもきれいな方です。
彼女のように大人になっても母の言葉を引きずってしまう女性は、実は少なくありません。母が娘にくだす“容姿のジャッジ”って、いったい何なのでしょう? なぜ、「可愛い」と言って娘を包む人と、けなして悲しませる人がいるのでしょうか。
後者の場合は、なんらかの不満やイライラを娘にぶつけて、うさ晴らしをしたかっただけかもしれません。その際、たとえ小さな少女でも、容姿を罵られることは泣きたいほど辛いと知った上で、むごい言葉を出したのでしょう。

娘をけなす母親、何がしたいの?

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