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ぶっとい二の腕を細くする、“尻前合掌”エクササイズ。1日1分だから続く

 こんにちは、パーソナルトレーナーのヒラガコージです。  二の腕のお肉、気になりますよね。服でボディラインを隠しやすい冬は、なんとか目をそらしてこれたかもしれませんが、季節はいよいよ夏。鏡の前に立って、横を向くとムチャッとつぶれた“五平餅”のような二の腕に悲しい気持ちになることもあるでしょう……。  そんなあなたに、1日1分でオッケーな簡単二の腕エクササイズをご紹介します。

二の腕がブルンブルンになる理由

二の腕がブルンブルンになる理由 その前に、なぜ二の腕に贅肉つきやすいのか説明させてください。お菓子の食べ過ぎではないんです。  まず前提として、人間の体にある筋肉は、使えば鍛えられ、使わなければしぼんで弱る、というとても簡単な仕組みです。筋肉が不足した部分にはその隙間を埋めるように脂肪(=贅肉)がついていきます。つまり脂肪をなくしたければ、その部位の筋肉を鍛えればいいということ。  では、二の腕に脂肪がつくのも、筋肉がしぼんで弱っているから。これは運動不足だからではありません。現代人が“ひじを曲げすぎているから”なのです。

スマホを持ってるそのひじ!

 体の各関節には、表と裏に筋肉が付いています。曲げるときに表の筋肉が縮まれば裏の筋肉が伸びて、伸ばすときに裏の筋肉が縮まれば表の筋肉が伸びるようになっています。 スマホを持ってるそのひじ! 力こぶができる「表の筋肉」は、“ひじを曲げて”スマホを見たり、重たいバッグを“ひじにかけて”持ったり、日常生活で無意識に使っている筋肉です。  みなさんが気になる二の腕のふりそでは、「裏の筋肉」です。ここはひじをピンと伸ばしたり、腕を背中側に寄せたりするときに使います。意識的に動かさないと、ほとんど使わない筋肉ですよね。そうすると筋肉が弱って脂肪がつき、立派なふりそで二の腕の誕生というわけです。

ひじ伸ばし生活は、意外と難しい

 現代人はひじを曲げすぎなので、もっとひじを伸ばせば、二の腕は細くなります。  そうはいっても、ひじを伸ばしっぱなしの生活をするのは大変です。ひじを伸ばしたままスマホを持ってみてください。画面は遠いし、操作はしづらいし、何より周囲から怪しい目で見られます。  ひじを伸ばしっぱなしでバッグを持つことはできるかもしれませんが、持ち方にこだわりのある人もいますよね。  そうなれば、エクササイズで二の腕に足りない動きや負荷を与えるのが一番なんです。そこでご紹介したいのが、「尻前合掌」エクササイズです。
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「尻前合掌」エクササイズ
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