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海水浴中に生理がきちゃった女性、小学生男児に“怪談”にされる

大の虫嫌い女性、フナムシの大群に囲まれる

 さて、夏の海の話をもう一つ。T美さん(28)は、普段から虫が大の苦手で山登りやキャンプなどもってのほか。しかし海ならばそんなに虫は居なかろうということで、数年前にアウトドア好きの友人たちと海水浴に出かけたそうです。 大の虫嫌い女性、海でフナムシの大群と遭遇「みんな普段から自然に親しんでる子たちで『虫が出たらやっつけてあげるよ!』なんて頼もしいことを言ってくれてました。でも、結局それが仇になりました」  真夏の砂浜は人で溢れかえっていたため、あまり人気のない岩場の方にシートをどうにか広げて陣取ったT美さん一行。海でひとしきり遊んだ後、お腹もすいたことだしとお弁当タイムに。しかし海から岩場に上がってT美さんは絶句しました。 「シートの上にはフナムシが大量に上がり込んでいました。よく見たら、岩の裏やあちこちにフナムシの群れが……。私たちはフナムシに包囲されていたんです! お弁当を食べてる間も気が付けば足を登ってきたり、背中にいたりして、その度に絶叫してました」

フナムシは「別に虫じゃない」から助けてくれない友人

 恐れおののくT美さんに、友人たちはキョトン顔。「噛まれるわけじゃないし、飛ばないし、別に害はないから良くない?」と意に介していなかったのです。 「やっつけてくれるって言ったのに、裏切り者!って思いましたね(笑)。みんなはフナムシを“海の生き物”にカウントして『別に虫じゃない』なんて言ってきたんですよ……あれは虫なのに!」  結局、T美さんは帰りの時間ギリギリまで海に浸かっていたそうです。あれから、海には全く足を運んでいないとか。  今年の夏も、まだまだアツい! 皆さんもぜひ海に出かけて、たくさんの思い出を作ってきてくださいね。水着とフナムシにはくれぐれもご注意を。 ―シリーズ「夏に起きたトンデモ」エピソード― <文/もちづき千代子・イラスト/カツオ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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