――おふたりのお仕事は夢を売る職業でもあります。ポリシーなどがありましたら教えてください。
市井「自分に嘘はつかないことですかね。自分がやりたいことに真摯に向かい合って、やりたいことをやっていく」
草なぎ「自分が楽しんでいることだと思います。そうじゃないと観ている人も楽しくないと思う。だから常に楽しんでいたいというのが僕のポリシーかな」
――最後に、これから挑戦していきたいことを教えてください。
市井「作りたい映画を作っていく。もう少し細かく言うと、笑える映画を作りたいなといつも思っているんです。観ている人に楽しんでほしい。そうした作品を作り続けられたらと思います」
草なぎ「特にそういうのはなくて。
声をかけていただけたらどこへでも行きます。これまでにも、こういう作品をやりたいとか、こういう役をやりたいといったことは思ったことがない。それって自分がいくら思っていてもできるものでもないし。だからこそ、
この役は剛くんがいいんじゃないかなと思ってもらえたりするのはすごく有難いことだし、常に声をかけてもらえる自分でいたいなと思います」
(C) 2019「台風家族」フィルムパートナーズ
<文・写真/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi