Fashion

自分に似合う色がわからない…服の色、どうやって決めればいい?

ファッション・ブロガー小林直子のお悩み相談 Vol.2】

Q. 自分のメインになる色の決め方って?似合う色がわからない

洋服選びに困る女性

「自分のメインになる色」、どう決めればいい?

 いつも楽しく連載を拝読しています。  自分のメインになる色の決め方ってどういう方法がよいのでしょうか? 似合う色? 好きな色? 流行り? など、どういう観点で決定すればよいか教えてください。  また、似合っているかどうかは誰が決めるのがよいですか? 自分だと「似合っている」という思い込みに過ぎない気もします…。

ファッション・ブロガー小林直子からのお答え

「自分のメインになる色」の決め方についてお答えする前に、「自分のメインになる色」とはなんぞやということについて少し説明したいと思います。  質問者は拙著『わたし史上最高のおしゃれになる!』内において、私が提案している、毎日のコーディネートを簡単にするために、ジャケットやコート、スーツなどに使う、よく着る色をメインカラーとして最初に決めておくことについておっしゃっているのでしょう。
『わたし史上最高のおしゃれになる!』(扶桑社)

小林直子『わたし史上最高のおしゃれになる!』(2017年)
(※画像:Amazonより)

 ですから、「自分のメインになる色」とは、ジャケットやコート、スーツその他で自分がよく着る色のことです。
質問2「色の決め方」

「自分のメインになる色」とは、ジャケットやコート、スーツなどで自分がよく着る色のこと
(※画像:WEARより)

 では、その自分がよく着る色の決め方についてです。まず前提が2つあります。

ありとあらゆる色の中から決定するというわけではない

 1つは、色を決める際には、現在、販売されている色の中から決めなければならないということです。  絵具や色鉛筆と違って、実際に衣服として生産されて売られている色には限りがあります。駅ビルに入っているショップを一回りしてみればわかるように、割とどこも似た色のものが売られています。  ですから、色を決めるといっても、ありとあらゆるものの中から決定するというわけではないことです。

似合う色というのはいつも一定というわけではない

質問2「色の決め方」

「似合う色」というのは、いつも一定ではない
(※画像:WEARより)

 もう一つ、似合う似合わない問題についてです。似合うというのは必ずしも絶対的なものではありません。肌と目の色には似合うけれども、その場の雰囲気や、照明には合わない色もあります。  似合う似合わないとは、その人自身の肌の色(夏の肌と冬の肌)や髪の色、場所、照明、季節、動作、仕事など、すべてによって決定されるものです。  肌と目の色に合うと言われた色でも、髪の毛をピンクに染めてしまえば、似合う色も変わってしまいます。また、看護師という職業に携わっているときには、いくら肌と目には赤が似合うと言われたとしても、白や薄いピンク、水色の白衣が病院には似合います。  そんなふうに、似合う色というのはいつも一定ではありません。

色を決める指標「好きな色」「カラー診断」etc.

 その上で色を決める際の指標はいくつかあります。どれにもメリット、デメリットがあります。 ・自分の好きな色にする。  好きという感情で決めます。メリットは、好きなので気分がいいです。デメリットは、必ずしも売っているとは限らないこと、その場の雰囲気に合わない可能性があることです。 ・カラー診断で他人に選択してもらって決める。  メリットは誰かが決めてくれること。デメリットは、判断する人によって似合うと言われる色が違うこともある、決められた色の服は売っていなかったり、嫌いな色を選ばれる可能性と、選ばれた色が必ずしもその場(シーン)に似合うとは限らないこと。
質問2「色の決め方」

自分の好きな色にする? それとも他人に決めてもらう?
(※画像:WEARより)

・仕事場など、ルールの範囲内にある色で決める。  メリットはネイビー、グレーなど手に入りやすい色であるということ。デメリットは、必ずしもその色が好きではないこと、みんなと同じになってしまうこと。 ・シーンに合う色に決める。  例えば湘南の海が見えるカフェでデートをするときに似合う色と、新宿副都心の高層ビルで仕事をするときに似合う色は違います。メリットは、自分がいるシーンがドラマチックなものになり、シーンに合っているため自分に自信が持てること。デメリットは、シーンごとに色を変えなければならないということです。
質問2「色の決め方」

シーンに合った色を着れば自分に自信が持てる
(※画像:WEARより)

・手に入りやすい色に決める。  例えばトラッド系のショップへ行けば、ネイビー、黒、グレー、ベージュは必ず売られています。それをいつも選ぶという方法もあります。メリットは、探すのに困らないということ。デメリットは、男性とほぼ同じなので、男性の中にいると埋没してしまうという点です。
質問2「色の決め方」

ネイビーや黒など、手に入りやすい色をいつも選ぶという方法も
(※画像:WEARより)

 ざっと挙げると、色を決める方法はこれぐらいあります。このすべての項目を満たす色というものはなかなかありません。ですからある程度は妥協が必要です。
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では、どの色を決める方法を選択する?
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