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10月29日も猫の日って知ってた? みんなの猫写真と猫愛メッセージ

⑤保健所出身の雑種猫・萩音ちゃん

◆飼い主(@Spy404akn)さんから愛猫へのメッセージ 「保健所から頂いてきたいわゆる【雑種】の猫。地元の獣医からは『雑種は見ない。汚い』なんて言われたこともあったね。でもはーちゃんがこの世で一番大切で私達家族にとって一番可愛い存在だよ。あなたのワガママにはいつも手を焼いているけれどそれでも最高の存在です。いつまでも一緒にいようね。」  近年は「保護猫」という言葉が浸透しつつありますが、まだまだ「雑種=汚い」と考えている方は多いように感じます。実際、筆者も愛猫を「雑種です」と紹介した時、「雑種なのに綺麗なんだね!」と言われ、違和感を覚えたことがあります。  どんな境遇に生まれ、どんな毛色・毛柄であっても、命の重さには差はないはず。@Spy404aknさん宅の萩音(はぎね)ちゃんは、そう教えてくれる愛くるしい猫ちゃん。保健所から迎えられた萩音ちゃんは雑種であるために獣医師さんに心無い言葉を言われたこともあったそうですが、飼い主さんにとっては最高の存在。  動物も人間と同じで、生まれてくる場所は選べないもの。だからこそ、血統書の有無に関係なく、今ここに生きている命を純粋に愛でられる人が増えるとよいですね。

⑥あっという間に野性を捨てた茶トラ

◆飼い主(@Michelle_3388)さんから愛猫へのメッセージ 「念願の茶トラである君が我が家にやってきたのは、保護されて1歳にもなったころ。 全く人には慣れていなくて、未だに触らせてもくれないけれど、すっかり我が家の環境にも慣れ……. あっという間に野生を捨てましたね。」  大人の保護猫を迎える時は、「懐いてくれるかな」と心配になることも。しかし、@Michelle_3388さん宅の茶トラさんを見ると、愛情を伝えていけば絆を育むことはできるのだと思わされます。  全く人に慣れておらず、触らせてもくれなかったのに、今となってはハンモックの上で堂々とへそ天を披露するまでになった茶トラさん。野生を捨てたのは、きっとおうちでの暮らしに大満足したからなのでしょうね。

⑦今度は私があなたを幸せにする番

◆飼い主(@Mugimugi0714)さんから愛猫へのメッセージ 「むぎの里親になれて本当に幸せ。事故に遭い仕事もできず、眠れない日々も続き憔悴してる中で出会えたこと運命だと思ったよ。むぎを引き取った後に発覚した白血病悲しかったけど、今度は私がいっぱい幸せにする番だと思ったよ!元気いっぱいやんちゃさん、大好き、ありがとう!!ずっと一緒にいようね!」  猫は世間でいわれているよりも、ずっと愛情深い動物。苦しい時や悲しい時に、さりげなく心を支えてくれる優しさを持っています。そんな愛猫に私たちができる恩返しは“どんな状態になっても責任を持って最期を看取る”こと。  まだ子猫のむぎくんは、猫白血病ウイルス感染症であることが発覚。その事実を知った時、@Mugimugi0714さんが抱いたのは「今度は私がいっぱい幸せにする番」という決心でした。飼い主さんの温かい覚悟はきっと、むぎくんの心にも届いているような気がします。  猫と人の数だけ、忘れたくない想い出がある。――飼い主さんたちが愛猫を慈しむ気持ちに触れると、そう思わされ、人と猫が紡ぐ絆の深さに感動させられます。10月29日は、日本ではネコの日として制定されてはいないけれど、とっておきのご飯ととびっきりの愛情で大切な愛猫を包み込みたくなりますね。 <文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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